5冊目は九段理江の「東京都同情塔」

芥川賞作品ということで読んでみました。

新宿御苑に女性建築家が設計した超高層刑務所のタワーが出来たという話。

コロナや国立競技場建設、AI等現代を取り巻く環境、言葉が出てくる

私には難解で内容が良く理解できなかった。

 

6冊目は小川糸の「あつあつを召し上がれ」

恋人との最後の食事、今は亡き母からの味噌汁のレシピ。

ほろ苦くて温かな忘れられない食卓の七つの物語。

好きな作家さんの一冊です。

 

7冊目は藤野千夜の「じい散歩」

89才の新平、88才の英子と男さん兄弟の物語。

主人公新平の日課である朝の散歩。

散歩の途中でいろんな店を散策。

私の父もそうであったがこの年代は洋食好きか?

続編が楽しみです。

 

最後の8冊目は村上由佳の「ロウ・アンド・ロウ」

子のない、はたから見たら自立した理想の夫婦。

裏では疑念と遠慮で成立する関係。

二人の本心をのぞき見しているような文体に引き込まれるが。

男女のどろどろした関係(もう、いいかな)

500ページ越えの長編に疲れた(笑)

暑い日が続くので図書館で読書することが増えるかも??