いつも何かしら壊れ、平穏な日々を邪魔されるモロッコでの生活。
つい最近、水道の水漏れとWifiが直ったと思ったら、今度は温水器が壊れました。
3日くらい前から、ガコン!ドン!など不穏な音を出すようになっていた温水器。
なにせモロッコ人は、日本人のように「ちょっと不調だから前もって修理屋に見てもらおう」なんて考えません。
完全に壊れてからでないと動かない。
そんな訳で、不穏な音を横目に、オットに言っても無視されてイライラするのは自分なので、とりあえず動かなくなってからオットに言おうと決意し、見て見ぬふりをしていました。
そして3日後、温水器が動き出すとブレーカーが落ちるようになりました。
とんでもない電気量を使い始めたのではないかとヒヤヒヤ。
でも見ぬふり。
ちょっとでかけて帰ってきたら、また家のブレーカーが落ちていました。
ブレーカーを上げて温水器を見てみると、全くお湯を作っていない。
電気はついているのですが、全く動いている音がしない。
1時間、2時間待っても、お湯が全く増えない。
あー、完全に壊れています。
温かいシャワーを浴びることができないので、キッチンで大量のお湯を沸かし即席ハマム風を自作。
熱いお湯と水を混ぜて「ここはどこだ!」と思いながら、寒い思いをして体を洗いました。
娘もかわいそうに…。
モロッコで物が故障すると憂鬱になるのが、
・いったい、誰がきちんと直せるのかよくわかっていない
・いつ直るのかはっきりしない
・確認作業がゆるくて、修理が完了しているのか不安
・修理の際はビックリするほど家の中が汚くなり、掃除が大変
・オットの機嫌が悪くなる
去年だったか…水が作り出すカルシウムの結晶なのか石灰の結晶が温水器に貯まりに貯まって、一度、壊れました。
その際は、家の中が水びたしになったものの、結構、あっさり直って助かったのですが、今回は全とっかえではないかとヒヤヒヤ。
全とっかえになったら、また2、3日かかるんだろうなあ。
はあ…。