たまに、本当にたまにだけど、
「リフティングなんて出来てもサッカー上手くならないから意味ない」と言う子供がいる。
中々子供の意見でそこまで言える子はいない。経験上、ほとんど親の受け売り。
まあ確かにリフティングなんてする必要ないくらい日頃ボール触ってれば必要ないね。
ただそんなこと言う子で上手かった子を見たことない。本当親のそういった変な摺り込みだけは勘弁してほしい。
自分は子供にがっつりリフティングさせる。テストもする。
リフティングがそのままサッカーの上手さに比例するわけではない。
ただリフティングは数字でその成果が見える。これが良い。
子供は自分の練習の成果を数字で確認できる。それによって目標が明確になり易い。10回出来たら次は50回みたいな
そして気づいたら100回超えてる。この成功体験を他のドリブルやキックといった技術に活かしてもらうと、普通に基礎を教えるより上達が早まる。
あとこれは自論だが、単純に統計として
- リフティングが100回以上出来る子供が11人集まった集団
- 10回も出来ない子供が11人集まった集団
これがサッカーの試合をしたとする。
まずほぼ100%、100回以上リフティングが出来る集団が勝つ。そう自分は確信してる。
それなら、自分の教え子は上手い集団の方に入れておいてやりたい。
上手くなるにはボールに触りまくるしかない。正直上手くなろうとも思ってない子が、自主的にボール触るなんてありえない。
だったらリフティングにテストも設けて意地でも触らす。今時流行らない半強制だ。
日頃モチベーションを上げてやるための声掛けやコミュニケーションは大切にしているが、それで自主性に期待するというのは、結果を放棄するのと一緒じゃないかな。
自分が教えてる子は、時には半強制でも上手くする。意地でも上手くする。そしてサッカー嫌いにもさせない。大好きにさせて生涯スポーツにさせる。
正直しんどいけどやれる限りは続けたい