昨夜からの雨は今朝も降り続いていました。
春一番を思わせる風と雨、折角の中学校の卒業式に影響がなければいいなと思いながら通勤しました。

わきだ整形外科でもこの3月職員が卒業します。
定年まで見事に勤めあげたその姿に、まだまだ現役でも・・・と思ってしまうほどです。
そして、これまでに感謝する気持ちでいっぱいです。

彼女は厨房職員として勤務してきました。
そのがんばりには、同じ厨房職員も励まされたことでしょう。

厨房では入院されている方々への1日3食の食事と通所リハビリ利用者、職員への昼食を調理しています。
私もその食事を楽しみにしていますが、他の方々もきっと同じに違いありません。
昼食時、入院中のある方が少し早めに食堂へ。
準備中の職員と、「少し早すぎましたね」と楽しげに会話をしています。
また、ある方はテーブルに着いて食事を見た瞬間にひと言「おいしそう」と。
私は、そんなやり取りを耳にするたびに温かな気持ちになります。

国は、「食事は医療の一環として提供され、それぞれの患者の病状に応じて
必要とする栄養量が与えられ、食事の質の向上と患者サービスの改善をめざして行う」としています。
厨房職員はこれに沿って、食事を提供するにあたっては、満足してもらえるように献立し調理しています。
退院される最後の食事を提供した際は、厨房職員として感慨深いものでしょう。

時には「体重も幾分軽くなったよ」と笑顔を頂きます。
健康ブームの昨今、わきだ整形外科の食事もその身近なものなのかもしれません。