レントゲン室にて

8月もお盆を過ぎた今日あたりから、各会社も本格始動でしょうか。
昨日に比べて今朝は車の数が多かったように思います。

今年は全国各地で突然の大雨の多いこと。
鹿児島市内でも今日は朝から大雨洪水警報が出ました。
ゲリラ豪雨が、残り少ない夏休みを邪魔することがないように思います。

さて、まだまだ不安に思う原発の放射線問題。
当院のレントゲン室でも質問があります。

「レントゲンの放射線は安全であるか」
「レントゲンは連続で1000枚ほど撮影しないと健康被害はございません。」
「レントゲンは世界的にも放射線の影響は出ないと言われています」

「レントゲン技師は防護服をつけているが」
「レントゲン技師は年間、数千枚を超える撮影をしますので健康被害を防ぐためにつけています。」


当院のレントゲン業務を1人で担っている技師が丁寧に説明している声が聞こえます。
彼は、半日で70枚ほどのレントゲン撮影を行います。
中には1人の患者様に10枚以上撮影する場合もあります。

腰や肩、頚、手、足など撮影をする場所によって、その都度、体の向きを変えてもらいます。
上手にコミュニケーションを取りながら、手際よく撮影をする様は職人技のように思います。

孤軍奮闘する彼を隣の部屋から応援する日々がこれからも続くことでしょう。
ますますその職人技に磨きがかかることを期待して。