あなたと一緒に事務マスターを目指す、わさびーです。
今回も、さくっと2つの名称についてお伝えします。

⑥行、⑦列 です。
行

列

書いてある通りです。
・・・それでは、ちょっと不親切なので、もう少しだけ解説を。
「行」は、1から1,048,576まで上から順番に番号が振られています。
「列」は、左から順に、16,384列まで、
A、B、C~Z、それ以降は、AA、AB、AC~AZ、~BA、BB、BC~BZ、
~ZA、ZB、~ZZ、~AAA、AAB、AAC~XFD
という感じでアルファベットの組み合わせで表示されています。
この列数ですが、Excel2003までは、256列でした。
256列って、少ないんですよ。使い方によってはすぐ256行なんて使い切ってしまう。
余談ですが、前職では、給与計算のcheckにExcelを使用していたので、
給与項目が多い会社は、あっという間にオーバーしてしまって、
工夫して使わないとcheckができませんでしたが、
Excel2007以降に16,000を超えたときはうれしかったです。
そして、このAやABといったアルファベットでの表示形式を、
「A1参照形式」と言います。
わざわざ名前がついているということはほかの形式もあるということです。
もう一つを、「R1C1参照形式」といいます。
自分ではそんな形式は使用しないから、大丈夫だと思っていても、
たまに、外部から「R1C1参照形式」のデータをもらったりすると、
こんな表示になってしまいます。

行も列もどちらも1・2・3…と数値で表示します。
見慣れない表示形式で戸惑ってしまうかもしれませんが、
マクロなどのプログラムを組むときにはセルの参照先を指定しやすいので
こちらの形式を好む方もいます。
相手から貰ったデータや、自分で知らないうちに、
「R1C1参照形式」にしてしまったものを、「A1参照形式」に戻すには、
下記の方法をお試しください。
「ファイル」タブを選択し、「オプション」をクリックして下さい。

Excelのオプションの「数式」の「R1C1参照を使用する」のチェックを外してください。

こうすれば、いつもの見慣れた表示に戻るはずです。
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