今回、「損益分岐点売上高」等について考えてみましょう。
一例として、「たこ焼き」の販売について考えてみます。
1パック6個入りを600円で販売するとします。
仮に1パック作るのに原材料費(原価)が200円であるとします。そうすると、1パック当たりの利益(粗利益)は400円になります。
一日に経費(人件費、水道光熱費、広告宣伝費など)が16,000円かかるとすると、この経費をまかなうためには1日に「たこ焼き」を何パック販売しなければならないでしょう?
答えは、経費16,000円を利益400円で割ってやればいいので、40パック販売すればいいということになります。
この時、売上げは40パック×600円で、24,000円となります。この売上げ高が「損益分岐点売上高」と言われるものです。
すなわち、「損益分岐点売上高」とは、損益がちょうど0円となる売上げ高のことをいいます。
売上げ高が損益分岐点を越えれば、越えた分の一定額の利益が得られるということになります。
ここで販売数を試算した方法は、エクセルの「ゴールシーク」や計算式を使ってシミュレーションすることが出来ます。
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儲かっているかどうか…「粗利益」が「経費(固定費)」を上回っているかで判断して下さい。
「粗利益」を把握するには「原価(変動費)」を把握することが重要です。「原価(変動費)」は下げましょう!