バルセロナ市内観光…

というよりサグラダファミリアを近くで見るという義務だけ終え、

ホステルに戻ってきた。

 

 

 

さて、超久々のこのコーナー!

 

 

世界で出会ったイケメンコレクション(ただし写真ほぼなし)

~アメリカン大学生コンビ~

 

 

バルセロナで宿泊したホテルはいわゆるドミトリータイプのお部屋。

男女8人部屋で、並べられたベッドに勝手に寝ていくスタイル。

 

 

前日、コロンビア人とのタイマンで屍と化した私

 

 

 

日中ほとんど寝ていたわけだが、

その時にこの大学生コンビがチェックインした。

 

 

 

若そうな男性二人が英語で何か話しているのが聞こえてくるが、

苦しくてベッドの上でもがく以外何もできない。

とりあえず寝返りを打ち、声のする方へ向き直る。

 

 

あら、イケメン。

 

 

 

と、思った途端

おもむろに男性二人が服を脱ぎだし、パンツ一枚になった。

 

 

 

ぶほっ…。

 

 

 

私以外に人はおらず、私も屍のように寝ていたので、

気にせず着替えだした模様。

 

 

 

若いイケメンのお兄ちゃん二人。

しかもパンイチ…。

 

 

 

 

うぅ…(苦)

 

 

 

本当ならこんな機会は滅多にない!とガン見するところだけど、

苦しくてそれどころではない。

 

 

 

二人はパンイチから新しい服に着替え終え、

屍の私に見向きもせず、部屋を去っていった。

 

 

 

うぅ…(苦)

若いお兄ちゃんのパンイチ…

 

うぅ…(涙)

コロンビア人と酒勝負したことを後悔。

 

この後、サグラダファミリアに入れず再び後悔する(前話参照)

 

 

 

 

そんな後悔を抱えたまま市内観光をし、

ホステルの部屋に戻ると、

なんとこのイケメン二人が部屋で談笑していた。

 

 

イケメン「Hi」

 

私「Hi」

 

「君、昼ずっと寝てた子だよね?今日ずっと寝てたの?(笑)」

 

私「いやいや。ちゃんと起きて観光に行ってたよ」

 

「アハハ、そっか♪いつ起きたの?」

 

私「15時…」

 

「寝たねー(笑)僕たちが部屋に来たの気付いてないでしょ」

 

私「いや、気付いてたよ」

 

「ほんと?僕たち君が寝てると思って服着替えたんだけど。見てた??」

 

私「うっ…

 

 

あの、えっと…

寝てたら着替えだしたから

 

うわっ、セクシー!!と思って、寝たふりしてた」

 

 

 

「アハハ♪僕たちセクシーだった??

ありがとう♪(手をギュッ♪)」

 

 

あら…

 

 

 

 

 

 

えへ♪(嬉)

 

 

 

 

聞くとイケメン二人は21歳のアメリカン大学生、

小学校の頃から一緒という幼馴染だそう。

 

 

イケメンA…にぎやか、はしゃぐ、いわゆる少年系

イケメンB…クール。暴走気味のAを優しく見守りフォローする

 

 

という絶妙コンビ。

 

 

 

A「ところでみんなと一緒にディスコに行かないかい?今日はSaturday Night だよ♪」

 

私「…。」

 

 

 

 

ディスコか…。

イケメンと遊びたいけど昨晩のトラウマが…。

そのせいでサグラダファミリアの中に入れなかったわけだし。

 

でも今日はさすがに夜更かしできないな。

なぜなら明日朝7時のフライトでモロッコまで飛ぶため。

空港まで1時間かかることを考えれば、4時くらいには宿を出なければなるまい。

 

 

私「明日フライトが早くて…ディスコはちょっと…」

 

A「何時なの?」

 

私「7時。4時にはチェックアウトしないといけない」

 

A「それは確かに早いね。

 

う~ん…そうだ、グッドアイデアがある!」

 

私「なに?」

 

A「寝なきゃいい(笑)」

 

 

 

いやいやいや…

 

 

それちょっと考えたよ。

てか15時まで寝たせいで、まったく眠気とかなくて、

またオールできそうな感じではあるんだけど。

 

 

 

私「グッドアイデアだけど…。

確かに昼まで寝てたから眠くないんだけど。

う~ん…でもなぁ…フライトが早いからなぁ…」

 

A「ダメなの?きっと楽しいと思うよ」

 

私「そうだなぁ…うーん、確かに眠くはないんだけど、うーん…」

 

 

 

と、しぶっていると、

 

 

 

A

ヘ~イ、カモ~ン プリンセス♪(原文)

一緒に行こうよ~♪(ニッコリ&手をギュッ)

 

 

 

 

 

 

 

うん、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

行きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

行きますとも。

 

 

 

 

 

 

 

プリンセスですよ??

プリンセス。

 

 

 

 

 

 

日本で32年生きてきて、

言われたことないよ。

 

 

 

 

てか日本であと100年生きていても言われてなかったと思う。

プリンセスなんて。

 

 

なんだろう、この高揚感。

味わったことのない幸福感、充足感。

 

 

 

ブルゾンちえみ姉さんの名台詞がフラッシュバックする。

 

男は世界に35億。

 

 

 

 

それがよくわかる。

日本にいたって、いる男は6,000万程度。

 

 

日本人の男から「プリンセス」と言われたら、

正直ざわつきが止まらない。

「おい、オマエどーした??wwwww」ってなる。

 

 

 

でもなぜ外人にサラリとプリンセスと言われたら、

こんなに胸が躍るのか。

 

 

そういえばメキシコ行った時も思った。

すごいセクシーな男性にウインクされて「キュン」としたけど、

あれ、日本人のイケメンにされてもうれしくない。

むしろ、一気に「ナルシスト&残念認定」される気がする。

 

 

 

 

 

てことで、

前日のコロンビア人と酒でタイマンはった反省がまったく活かされず、

2日連続でテクテク歩きながらディスコに出向く。

 

 

 

A「heyhey」

 

私「ん?」

 

A「ちょっとここ乗って♪」

 

見るとイケメンAとBが、手でみこしのようなものを作っていた。

 

私「え、ここに?」

 

A「そう♪」

 

 

 

困惑しつつも二人の間に作られたみこしに腰かける。

と、

 

 

 

A「ヘイヘ~イ!!プリンセスのお通りだぜぇ~~~!!!」

 

と言いながらイケメンみこしが猛ダッシュ!

 

 

 

う、うぉぉぉぉ…(嬉しいけどコワイっ!!でも嬉しい!!でもコワイ!)

 

 

100mほど走って、イケメンみこしから下ろされる。

 

 

A「あっはっはっは~、ヘエーイ楽しんでるー!?

 

サタデーナーイトーーー!!!」

 

 

と言いながらイケメンAは走り去っていった。

だいぶ酔っぱらってるご様子。

 

 

B「大丈夫?」

 

私「あ、うん大丈夫」

 

B「ごめんね、俺の友達ちょっとクレイジーでさ(笑)でもいいやつなんだよ」

 

私「楽しかったから大丈夫。」

 

B「よかった♪(頭&肩ポンポン)

さぁディスコにレッツゴー♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キュン♪

 

 

 

 

 

 

 

マジで少女漫画の主人公になったんじゃないかという気がしてくる。

 

 

 

 

同級生のイケメン二人と出会い、

AともBとも仲良くなり、

 

 

 

お姫様扱いされる。

 

 

 

いや、少女漫画だとしたらマジありえないつまらないストーリー。

 

 

でも現実で起きているんです。

もうビックリよ。

 

 

ホストクラブにはまる女性がわかる気がしてきた。

イケメンから「プリンセス」と呼ばれるのであれば、そりゃ金払うわ(笑)

 

 

 

 

みんなでメトロで移動

写真に写ってる20人ちょい、全部ホステルの人たち

 

ディスコへ

 

CROWNというお店へ

 

サタデーナイトフィーバー

 

 

酔っぱらったAと肩組みながら踊ったり、

ちょっと疲れてお酒飲んでるとBが話してくれたりと、

 

 

 

極上タイムを満喫。

 

 

 

 

しばらく踊った後、

店替えようとなりみんなで移動。

 

 

 

テクテク

 

テクテク

白人姉ちゃんはみなエロイ服装

ちなみに左にいる男二人うちの白服がイケメンA

そして黒服のお兄ちゃんはゲイでした

 

 

PARISというお店へ

イケメンB(もちろん右)と

 

 

 

 

こうして12時過ぎてもプリンセス気分のまま、

楽しい夜は過ぎていくのでした。