前回の続き。

 

 

カメラを探して、サンティアゴをブラつくものの、

お目当てのコンデジは見つからなかった。

 

そして翌日も中心地をブラブラしてみたが、

大きい家電量販店は見つからず、

何の収穫もないまま、ホステルに戻った。

 

 

ホステルに帰ると、

コリーン(職場の先輩の友人)が待っていてくれていた。

 

 

というのも前日に

「明日は一緒にどこかおでかけしましょ♪」と約束していたから。

 

 

が、

コリーンの彼氏の体調がよくないということで、

おでかけはながれかけた…。

 

 

うーーん…

どうしよ、やることないな。

 

 

と思っていたら、彼氏の体調が夕方には回復してきたため、

一緒にサンティアゴの近場を歩くことになった。

まぁ、一番の繁華街であるアルマス広場以外は

特に観光もしてなかったので、それでもありがたい。

 

 

で、コリーン&彼氏とおでかけ。

完全にジャマ(笑)

 

 

ホステルそばのジェラート屋

 

チョコ味いただきます!

 

 

 

ホステルそばの広場

特に名前もない広場みたいだが、雰囲気よし!

サンティアゴはこういう歴史ある建物があちこちにある

 

コリーンと一緒

 

彼氏も一緒に♪

 

ちなみに、

4月に一緒に旅していた友人がスマホ用広角レンズを持っていたのだが、

自撮りにめちゃめちゃ便利だったので、サンティアゴで購入してみた。

 

 

が、私はスマホの画面に2~3mmの厚めのカバーを付けているため、

レンズが浮いてしまい、どうしても端っこにレンズが写ってしまう…。

 

 

残念…。

 

 

 

 

モネダ宮殿

 

モネダ=硬貨

ということで、ここは元々造幣局だったそう。

今はチリ大統領官邸!

チリの歴史を語るうえでは欠かせない建物らしいですが…

うん、勉強不足であまりわかりません。

 

そばには超巨大なチリ国旗。

 

 

飲み屋の多い通り

 

すっかり日も暮れた

 

 

ブラブラしながらコリーン&彼氏とおしゃべり。

コリーンはフランス人、

先輩と同じアメリカの大学に留学しているところまでは知っていたが、

それ以上はほとんど何も知らなかった。

 

そもそもフランス人で、アメリカ留学して、

なんでまたスペイン語圏のチリでホステルの従業員をしてるのだろう。

 

 

 

私「コリーンはチリに来てどれくらいなの?」

 

コリーン「んー?1か月くらいよー」

 

私「え!!??(思ったより短い…)。

そうなんだー。もっと長いと思ってたよ。

私の先輩とアメリカの大学で一緒だったんだよね?」

 

コリーン「そうよ。」

 

私「で、どうしてチリに来たの?」

 

コリーン「それはもちろんカレがいたからよ♪」

 

私「ん?彼氏とはチリで出会ったんじゃないんだ?」

 

コリーン「そうそう♪

えーっと経緯を話すとね、」

 

私「うん」

 

コリーン「2年前にジュン(先輩)と一緒のアメリカの大学にいたんだけど、

卒業してから、ペルーの森林ボランティアに行っていたの」

 

私「うん。(ペルーへ行った説明はすっ飛んでるけど、気にしない)」

 

コリーン「で、そこで彼に出会ったのね♪」

 

私「ほぅ」

 

コリーン「彼ってとってもケンカが強いのよ♪」

 

彼氏「格闘技してたからな!(ドヤ)」

 

私「そうなんだ。」

 

コリーン「でね、その森林ボランティアをしている時にヘビが出たんだけど」

 

私「うん。(ヘビ?)」

 

コリーン「私がキャーーッて怖がってたら、

格闘技やっている彼がパパーーンとヘビをやっつけたのよ!!」

 

私「ほぅ?」

 

コリーン「で、その彼の姿を見て、キャーー(/ω\)ってなって♪」←本当にこの顔をした

 

彼氏「で、コリーンが俺に惚れたってわけさ(ドヤ)」

 

コリーン「で、彼が「俺は故郷のチリに戻るけどコリーンも来ないか?」

って言うからいくいく~♪ってことでチリに来たの♪」

 

 

マジか!!

自由だな!!(笑)

 

 

コリーン「で、今はあのホステルで働きながらスペイン語を勉強しているの♪」

 

私「そうなんだ。ヘビに感謝だね(笑)」

 

彼氏「そうだな(笑)」

 

 

 

 

 

その後はオススメのホットワインが飲める店に行ってみたが、

残念ながら「まだシーズンオフ、もっと寒くなってから」

ということ飲むことが出来なかった。

いや…私ダウン着てるし、結構寒いけどね…。

 

 

コリーン「ホットワインないみたいだし、映画を観に行こうかと思ってるんだけどどうする?」

 

私「英語じゃなくてスペイン語だよね?」

 

コリーン「そうなのよ…あなたには面白くないかもしれない」

 

私「多分(てか絶対)わからないから遠慮しとく(デートの邪魔だしね♪)」

 

 

ということで、二人と分かれた。

 

 

帰り道、

なんだかコリーンの生き方って好きだなぁなんて思った。

 

まぁ自分も、

東京の公務員辞めて、

世界一周して、

次は地元広島で牧場勤務という、

それなりに好きな生き方しているけど、

 

でも、

好きな男がいるからと、ほかの国にいきなり働きに行く、

っていう選択肢はないように思う。

 

 

考えたこともないからなぁ。

でも多くの国は陸続きで国同士がつながってて、

他の国で働く、というハードルは日本よりはるかに低く感じてるんじゃなかろうか。

 

ましてやペルーからチリ(どっちもスペイン語圏)みたいに、

言語が一緒なら、ハードルは本当に低いだろう。

 

広島出身の自分が、東京に行くような感覚なのかもしれない。

違うかもしれないけど。

まぁしかもコリーンはペルー人でもチリ人でもなく、

フランス人だけど(笑)

 

いずれにしても、

 

世界は本当に広い、

そしてたくさんの生き方がある。

そんな風に思いながらサンティアゴの街をぶらぶらと歩いたのでした。