イースター島をあとにし、
サンティアゴ経由でペルーの首都リマへ。
主目的はリマから飛行機で1時間ほどのマチュピチュ!
ちょうどゴールデンウィーク時期ということで、
日本から友人が3名合流することになっています。
私たちの到着時刻が朝8時、
日本からの合流組が夜0時、
ということで、一日ヒマ(笑)
で、普通ならリマ観光するぜーとなるとこなのですが、
事前情報(地球の歩き方や外務省情報)によると、
「リマはなかなかのデンジャラスシティ」だそう。
路上強盗、車両強盗(窓割強盗)、首絞め強盗、ひったくり、短時間誘拐などなど、
一般犯罪が多発しているという。
うーーーーーーーーーーーーーーーーん…
そんな危険をおかしてまでリマで見たいものがあるかというとない。
そもそもペルーに来たのもマチュピチュが目的であり、
リマに用はさしてない。
まぁホテルの近場でごはんでも食べて、
あとはホテルでゆっくりするかな~なんて思っていた。
が、ここでなかなか奇跡的な出会いが発生。
予約していたホテルに空港までの送迎をお願いしていたが、
到着口を出てもいない。
1時間待っても来ない。
どうせ忘れられてるんだろうなぁ…。
ほんと日本以外こういうの適当だよなぁ。
タクシーさえあまり信用できないと言われるリマで、
タクシーをつかまえるしかないのかなぁ…。
奇跡的に迎え来ないかなぁ…。
なんて思っていたら、
「日本人ですか?」
と、日本人男性に話しかけられた。
迎えが来ないんですよね~というような話をしていると、
「僕はこっちで働いてて、出張に行ってた同僚を迎えに来たところ。
なんならホテルまで送りましょうか」
という大変ありがたい申し出を受けた。
ありがとうございますっ!!!
この世で一番信用できる人種、
それは、日本人、ジャパニーズ、ハポネス。
間違いなし。
で、出張帰りの同僚(日系ペルー人の女性)が合流し、
無事にホテルまで送り届けてもらった。
本当にありがとうございます。
ちなみにホテルの迎えは空港まで行っていたが、
間違えて国内線出口(私たちはチリからなので国際線)で待っていたとのことで、
あとでおわびのフルーツを届けてくれた。
ホテルからの景色。
キレイな公園があるけど、このあたりの治安は大変悪いらしい。
てか人が全然歩いてない…。
ホテルもエントランスに鉄格子&二重のカギがかかっていた。
キレイな部屋。キッチンも広々。
運転手がおわびにくれたフルーツ。
で、送り届けてくれた方から、
「もし予定がなければリマを案内しますよ」と
これまた大変ありがたい申し出を受けたので、
ご一緒させていただくことにした。
正直リマを歩く気になれなかったので、
こういう出会いがなければ、ただただホテルに引きこもっていたと思われる。
やや中心地に近いところ
ということでお昼ごはん♪
ちなみにペルー料理と聞いて、
「ふーん、おいしいの?」と思う方もおられるかもしれませんが、
実はペルーは美食大国として有名なのです!!
世界で最も美食を楽しめる国に連続ランクインしているし、
世界トップ50のレストランもいくつもここリマに店を構えているそうです。
ペルー料理について
http://cookbiz.jp/soken/culture/peruviancuisine/
東京と大学時代住んでいた福岡にもペルー料理屋があるようですので、
気になった方はぜひ!
(ちなみに故郷の広島と、第2の故郷である鹿児島にはないようです…残念…)
ではペルー料理行ってみましょう!
楽しみです!ワクワク!!!
安定のセビーチェ(笑)
中米のメキシコでも、イースター島でもずっと食べてきたけど、
ここペルーが本場だそう。
セビーチェを生み出している時点で素晴らしい美食の国ですわ(笑)
あー本当においしい♪
ペルー版の海鮮焼飯。
中国料理の炒飯とは味が違う。
貝の味が調味料並みに効いていて実に美味!
シーフードフライと、何か(こってりソースがかかった芋のようなもの)
チチャモラーダ
なんと紫トウモロコシで出来たジュース。
インカコーラ!
国民的飲料だそうです。
味はコーラというよりオロナミンCに近くておいしい。
アイスも食べました♪
オレンジ色の味がこちらの穀物っぽい味のアイス。
イメージとしてはパンプキンに近い。
これがなかなかおいしい。
市場の様子。
様々な食材が並びます。
チチャモラーダの原料と思われる紫トウモロコシもごろっと転がってました。
リマの海岸 リマは曇りの日が大変多いそうです。この日もTHE・曇天
オシャレなショッピングモール。
この辺りは治安がいいらしい。
米が並んでました。1kgで80円くらい。
牛乳はほぼすべてLL牛乳。
その後、お世話になった方のお店「Komonoya」へ。
ちなみに日本の百均のお店(ペルー版)です。
6ソルショップ。
6ソル≒210円程度。
イースター島で紛失した扇子をここで調達(笑)
モールの中には市場も入っており、食材調達も可能。
芋屋
果物屋
バナナ屋(マジでバナナしかない笑)
スイカ屋
引きこもる予定だっただけのリマでしたが、
偶然お会いした日本人の方に大変よくしていただき、
充実したリマ観光をすることができました。
本当にありがとうございました、グラシアス!
ちなみに…
リマは地域によって治安の良し悪しが違いますが、
用心に越したことはありません。
~治安悪い話①~
車に乗っていてスマホをいじっていると、
案内してくれた方の同僚(日系ペルー人女性)から、
「スマホの明かりで車両強盗に狙われるから、夜は使わないで」と言われました…。
確かに渋滞で車がほとんど動いていないので、
ここにスマホありまーすと言うのが外からわかるし、
渋滞しているので、盗られても車で追うことも出来ません。
(かと言って車を降りて追うのも危ない)
~治安悪い話②~
その同僚の方の友達がスマホでお母さんに電話していて、
「バイバイお母さん」と言った瞬間に、
背後からシャッとスリに盗まれたそうで、
同僚女性「バイバイって言った瞬間に盗られて、
まさにバイバイ電話になったのよーあっはっはっは!!!(笑)」
って笑ってるがな…。
~治安悪い話③~
ペルーにはいわゆる「殺し屋」がマジでいるらしい。
金をもらって、人を殺す…お、おそろしい…。
もし目の前に殺し屋が現れたら、
「依頼人の10倍金出すから、そいつ殺してこい」っていう交渉しよう、
なんてことを思った。
交渉できるのか知らないけど…。
ベリーズでもそうだったけど、
「治安が悪いところ」というのは、
現地の人もそのことを十分知っていて、
用心しながら生活しているということ。
そこに不用心な観光客が来たら、そりゃ狙われるわと。
日本にいると「治安」とかあまりよくわからないけど、
こんな風にちょっとビクビクする生活って、
やっぱりイヤだよな。てか大変そう…。
日本が安全な国で本当によかった。
そういや昔、「信長の野望」をスーファミでやってた時に、
「開墾」「商業」「治水」とか色々街を発展させる項目がある中で、
「治安」ってやつがあって、
当時小学生だった私は「治安」が何かさっぱりわからず、
治安には取り組まず、ひたすら開墾して、米売って、鉄砲買ってた記憶がある(笑)
もし今プレイするならちゃんと取り組みます、治安維持に!(笑)
さて、夜中には日本からの3人組が無事に合流しました!
合計5人でペルー旅行楽しんでまいります(≧▽≦)