"日本の奇跡は終わっていない"

↑事務所も節電中
イギリスのフィナンシャル・タイムズ紙に
今回の震災に関する日本人の対応についての記事を見つけました。
外国では日本文化の忍耐強さや規律正しさに着目されている
記事が多いように思います



この機会に日本を外から見てみるのも大事ですね。



以下、一部抜粋し紹介いたします。
"日本の奇跡は終わっていない"By David Pilling


2011年3月17日付 英フィナンシャル・タイムズ紙
~日本の奇跡を生み出し、別の種類の奇跡を守り通してきた国民~
だが、こうした奇妙な感覚の中でも、東京には今も心強いほど見慣れた光景がある。
タクシーの運転手は今もお辞儀する。車内は今も白いレースで飾られている。
日本のトイレの便座は今も温められている(これは欠かせない小さな贅沢だ)。
小売店の店主は今も顧客にサービスするために駆け寄ってくる。
友人たちが過去数日間のエピソードを語ってくれた。
地震の当日は何万人もの人がオフィスに泊まり、
何百万人の人が蟻の行列のように何キロも歩いて自宅に帰った。
月曜になると、電車の運行が限られていたにもかかわらず、
大勢の人が何とかして職場に戻ってこようとしたという。
停電や次の大地震に備えて、トイレットペーパーや電池、
豆腐がなくなった棚もあるが、人々が買う量を1人当たりパン1斤、
牛乳1パックに自主制限しているところもある。
日本を知る人、工場で働く従業員や細かな作業に取り組む職人を
見たことのある人にとっては、どれも励みになる話だ。
日本はその国民以外にほとんど天然資源を持たない国だ。
日本の奇跡を生み出したのは彼ら日本人であり、
また、世界がこの国の経済停滞にうんざりし、幻滅した時でさえ、
別の種類の日本の奇跡を守り通してきた人々だ。
出典http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5670
(以上)