ジェフ・ベックが・・・
信じられない・・・
学中時代は
BBAのライヴ盤もよく聴いたけど、
第二期ベック・グループの
通称「オレンジ・アルバム(特にハイウェイズ!)
」を聴き狂った。
リアルタイムで買った
最初のジェフのアルバム
ということもあったのだろう。
15才の時、
初めて見た外タレ・コンサートが
ジェフ・ベックだった。
1975年8月3日
「WORLD ROCK FESTIVAL」を見に、
中学時代からの友達3人と、
なんとウチのおふくろ(小さなおふくろは周りの好意で椅子の上に立って盛り上がってた)と5人で、
当時北海道で唯一
10000人以上集客できた
真駒内アイスアリーナへ行った。
ライヴはお昼頃から始まり、
四人囃子、コスモス・ファクトリー、
カルメン・マキ&オズ、クリエイション、
フェリックス・パパラルディwithジョー、
ニューヨーク・ドールズ
などの演奏が続き、
トリのジェフ・ベックが登場したのは
かなり押して夜の9時頃であった。
メンバーはジェフ、バーナード・パーディ、
ウィルバー・バスコム、
マックス・ミドルトンの4人で、
今でも鮮明に覚えている、
パーディのタイトすぎる3連スネアの
イントロから続くバスコムのチョップ!
そのリズムに鋭く切り込む
ベックのギターの言葉にならないカッコ良さ!
それまでのバンドの音が全てぶっ飛んだ!!
マハヴィシュヌ(当時ミュージックライフの影響で「火の鳥」をロックとして聴いていた)とも
違う初体験のインスト・サウンドはFUNKで、
聴いたことがなかった!
今思えばクロスオーバーの夜明け
というべき音で、
多感な15才がこの時の演奏から
受けたインパクトの強さは生涯No. 1!
その後発売された「ワイアード」で
ますますハマリ込んだ。
カッコイイとしか言いようのない
ジェフ発明の爽快スリリングなクロスオーバーは
ギタープレイの他に
アルバムごとに変わる
サイドメンのプレイも大きな楽しみだったな〜・・・
まだ亡くなった実感がわかない・・・
ご冥福をお祈りします。