この事も記事にすべきかどうか悩んだんだけど。
ピンポイントで活用して頂ける所に募金を。
今回の募金で俺がこだわったトコロはこの一点。
で前回、新潟中越地震の時も、考えた末にー、
というか、ほぼ即決で、ある団体に募金する事にして...
これはあとで知った事なんだけど、"ボランティア団体もいろいろあるんやなー"って。
で、有意義に使って欲しいからこそ、ちゃんと調べて募金しないとって思ったんです。
"震災孤児"。
この言葉もあまり好きではないけど。
神戸の震災の時に、報道で目の当たりにした。
ご両親が行方不明になったり、亡くなってしまったり。
で、残されたこども達は自分たちで人生を歩んでいかなくてはいけないんだけど、
それはなかなか難しい話で...
親戚がいる方はそこへ、頼る所が無いこどもたちは里親さんとともに暮らす。
世の中、いい人ばかりならいいんだけど、
孤児のために用意される義援金目当ての人もいたりする...
行政もそんな人が出ないようきちんと見守るべきだけど、
なかなか眼が行き届かない。
だからこそ、きちんとした中立的な立場の団体に寄付しないとなー、って思って。
毎日の生活や心ののケアもそうなんだけど、
こどもたちが成長し、進学したいと思った時に思い通りにしてあげたいなというのと、
たった一度の人生なのでできるだけ悔いの無いようにサポートしてあげたい、
という思いから、ここしかないって思って"あしなが育英会"に募金したんです。

で、あとで知った事っていうのが、
俺が募金したお金は、純粋に奨学金やこどもたちをケアするために使われるんだと思ってた。
でもよく調べてみると、
無作為なのかどうかわからないけど、"海外研修"としてどこかの国に旅行に連れて行ったり、
こども達が利用する施設(学生寮)として立派な宿泊施設を建設したり、
また、噂によると、役員報酬なんていうのもあって、
"これってほんとにボランティア団体なの?"っていうところがいっぱいあった。
そう言えば"あしなが育英会"ってTVでCMも流してるし(CM一本作るのに1千万円かかります)
東京の一等地に自社ビル(会社ではないけど)も持っていたり...
個人的に、ですが、本来のNGO団体とは違う路線をいってる気がしたんです。
(日本のNGOは海外のNGOとは全然違う。ユニセフと日本ユニセフなんかもいい例です)
だからホントは、個人的に、もっと小さな団体でもいいので
ピンポイントで募金したいんだけど、そういう団体がなかなか無いんですね。
それこそタイガーマスクを名乗ってランドセルを寄付するような形になってしまう。
それももちろん素晴らしいなと思ったんだけど、
今回は長期にわたる支援をしたいなと思っているので。
なんかいい方法ないかなー。

で、金額、どのくらい募金すればいいか。
おれは、本来、募金っていうのは街頭で"チャリーン"っていうくらいのものだと考える。
こどもからお年寄りまで、自分のできる範囲で"心を込めて"っていうのが趣旨なのかなと。
でも、今回はちょっと思う所があって、少しまとめてしたいなと考えた。
で、ある方がこうおっしゃっていたんです。
"現地にボランティアに行きたくてもなかなか行けるものでもない。
ならいっその事、自分が3日間、被災地でボランティアにあたるつもりで
自分の普段稼いでいる日当x3日分を目安としたらどうか"っていうもの。
俺も"なるほどー"って思ったし、それだと自分の考えてた金額と合ってくるので
この考えに乗っかる事にしたんです。

今回の震災は学校のある時間帯におきたので、
お父さんやお母さんと離ればなれになったこどもたちも多い。
楽しく、なんて無理かもしれないけど、人生はまだまだコレから。
人は強い。強くならないといけない。
そんな人がいれば、できれば側にいてサポートしてあげたいと思うけど、
俺の器ではなかなかできそうにない。
だからせめて、こどもたちにフォーカスして支援していきたいなと思うんです。
これらは俺の個人的な考えで、誰かに聞かせるほどのものでもないし、
ここに書いたからといって、どうこうなる問題でもない。
でも、自分の今の考えを記す意味でここに書いておこうとPostしてみた。
今回の災害の悲しみをともに乗り越えられれば、そう思う。
意識から薄れていってしまう事のないように、
しっかり考えて長期的に募金できる先を見つけたいと思います。
Shape Of My Heart (私のこころのカタチ)
いまこそカタチにする時です。