さてさて次より第2段階に突入となります。
ココからはカーボンシートにエポキシ樹脂をのせて成形して行くため
素早く作業しなくてはいけません。
平織のカーボンクロスは重さでその厚みを表すのですが、
以前リペアした時友人Aが分けてくれたカーボンシートはとてもヘヴィだったため
とても固く、レールに全然馴染まなかった。
それどころか樹脂が全く入って行かないので
結局グラスクロスで修理する事になったのです。

今回はAVISO純正リペアキットを購入。
少々お高いが、
いろいろ入ってるしー
いちいち買いに行くのメンドクサイしー
カーボンも専用のが入ってるやろしー
なにかと便利かなと思って買ってみた。

でも先輩曰く、
”結局使ったんはカーボンシートだけやでー”ということ。
”うーん、それって...なんだかモッタイナイ?...”

コレだけ広範囲だと、
キットに入っているエポキシ樹脂 (少量を小分けにされていて使いやすいんだけど)
では全然足りなくて、結局500g缶のを使ったそう。
(あ、500g全部使った訳ではないですよ)

惜しげも無く貼られたカーボンシート。
なんと、このリペア1回でほぼ全部なくなってしまったのだ。
せっかくのキットなのだからもっとたくさん入れてくれればいいのに。

ゲル状に硬化したらカーボンの余分な部分を切り、
完全硬化を待って順番にサンディングをしていく。

サーフボードをリペアするときにいちばん根気のいる作業ですね。

そして完成。

俺のBD3はティントレッド仕上げなので
カーボン目の見える赤色なんだけど、
今回の修理は樹脂に色を入れてないのでこんな感じになりました。

大手術なので傷跡が痛々しいけど、
良い (良く無い!) 勲章になったと思ふ。

俺は見た目は全然気にしないんだけど
心配だったのは強度の事。
割れたときはべこべこだったので
”ちゃんともと通りになるんかなー”と不安だったけど、
さすがカーボン、すごく強くなりました。
だからといって手荒に扱うのはやめます。

いっちゃん、お忙しいのにどーもありがとうございました。
工賃の ”徳島ラーメン豪華餃子付き” は
前回ごちそうするの忘れてしまったけど、
今度もっといいもの食って下さい。
そう、大好きな”十八番”にいきましょう。
夏っぽくて大好きな曲ですねー。
Let's grab my boards and run run run run ...... Run to the nearrest shore!
あー、海いきたい。