http://
ご両親は身を切らされる思いで決断されたのでしょう・・・。コメントの「息子を誇りに思う」と言う言葉・・・重く響きました・・・。
選択肢としては「臓器提供しない」と言うのもあってそれを選んだとしてもだれも責めはしなかったでしょう・・・。そんな中あえて提供の道を選んだご両親んみは頭が下がる思いです。
ただ・・・。僕が同じ立場に立ったら・・・おそらく、いや確実に臓器提供と言う選択はしないでしょう。出来ません・・・。家族や大切な人の体を切り刻むなんて・・・。理屈ではわかっています。これ大事なことでそれによって助かる人が居る。その人の中で生き続ける・・・。でも出来ません。
いま僕が思い望む事は・・・。今回のご両親の決断を美談にして欲しくない。
きっとご両親は何度も夫婦で、家族で話し合い、お子さんの顔を見つめ、語り掛けそして苦渋の決断をしたことでしょう。その心情を図り知ることは出来ません。
そしてこれがスタンダードとなり、臓器提供こそ人の道・・・。拒否は人にあらず・・・と言う風潮にならないようにして欲しいと思うのです。
提供すると言うスタンダードと提供しないスタンダードが同列で存在する・・・。それが当たり前でどちらを選んでも人として尊重される・・・。それが大事だと思うのです。