宮崎県知事選、現職に軍配。勝手に私見・・・ | 暫定・綴れば愉快だ宇都宮 熱視線blog(旧・せんだい熱視線 ジミ都市blog)

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まずは有馬記念。推奨したイクイノックス強かった!前半1000mが61.2秒、騎手は折り合いに気を遣っていた印象。勝負どころも馬なり、最後の直線で抜け出し、見事な完勝!久々に応援するJRA所属馬が出て来た(笑)。(可愛い顔でしょ?僕はカワイイのが好きなので申し分無し)

 

閑話休題、今年最後の政治ネタ、今回はタイムリーな・・・

 

宮崎県知事選

(※画像は全てyahoo!画像より)

 

事実上は現職前職の争い。更に前職が知事だった時の副知事が現職と言う複雑な関係、注目は前職の東国原英夫さんが12年ぶりに返り咲くか?結果は現職に軍配が上がったんだけど・・・

 

僕が宮崎県に行ったのは20年程前に1度だけ。宮崎市しか見ていないが、パッと思い出すのは橘百貨店宮崎山形屋宮崎交通のバスは独特だったとか、JRA宮崎育成牧場ジャイアンツ宮崎キャンプ(5m程先に当時の長嶋監督がいた!)、そしてクラシカルな建物がお気に入りの・・・

 

宮崎県庁

ここの食堂は、老舗のレストランに行ったかのような・・・シャンデリアが素敵。定食は至って普通なんだけど、こういうところで食べると、より美味しく感じるんだよなあ。。。

 

宮崎と言えば・・・同じ職場に宮崎出身女子延岡かな?たぶん)がいて、それが同期でね。綺麗な人で密かにファンだったけど、後に喫煙者と判明してからファンを終了した記憶あり。(年上の同期と結婚し、風の便りでは福岡にいるらしいけど・・・元気かな?)

 

話を戻そう。

 

現職の河野俊嗣さんは大きな組織がバックに付き、3期12年の実績を強調し、堅固な選挙をされていた。県政を見ると、特に大きな失点は無く、現状を変えるのを好まない日本人気質が現れた形で県民から信任された訳だけど、東国原さんの底力を見せつけられたのは確かかと。。。

 

東国原さんは、僕的にはよく互角に戦ったなと・・・本人の真意はともかく、知事を1期で退任したのは

 

投げ出し

踏み台

 

と見えてしまい、逆風が吹くのは当然の反応。そして僕がよく分からないのは・・・

 

東京都知事選→落選

衆院選→当選も辞職

福岡県知事選→立候補を模索(?)結局断念

 

と、一体何がやりたいのか分かりにくい事だ。厳しい言い方をすればブレているようにも思える。有権者に言わせれば何で今更?感があるし、ドン引きした方も少なからずいたのではないか。15年前の・・・

 

宮崎をどげんとせんといかん!!

 

のようなインパクトは無く、本人の熱量と有権者の間でギャップが広がっていたんじゃない?

 

が!蓋を開けてみると、投票率は前回から22ポイント程上昇し、約2万票差まで追い上げた。常識的には考えられないが、僕的に考える要因は下記の通りだ。

 

前職かつ芸能人と言う知名度は大きいだろう。もし、河野さんが1期だけ務め、今回11年ぶりに立候補されたら・・・現職と大きく差が付き、こういう結果にはならないと思ふ。やはり芸能人なのが強みだったと言う事だ。

 

次に、東国原さんのキャラクターと話術。彼に投じた人は、政策に共感したり、彼に魅せられり、適当に決めたり、様々だろう。中には面白がって一票を投じる有権者が必ずいる。まさに、浮動票が相手を脅かす票数に押し上げたのは紛れも無い事実だ。

 

選挙期間中、こんな演説をされていた。

 

宮崎をフロリダのようにしたい。フロリダには「ディズニーランド」がある。宮崎に「ディズニーランド」は難しいかもしれないが、「たけし城」なら可能だ!

 

上手いよね。僕は「風雲!たけし城」に出たかったから、琴線に触れてしまう(笑) (一番戦いたい相手は、フォークソング部隊、あとは相撲でポン!肝硬変すがぬまかな・大笑)

 

サプライズらしいが、元妻のかとうかず子さんが応援演説に来ていたでしょ?

 

今の妻と元の妻がいて、やりにくいよ~!!

 

自虐ネタで笑いを誘っていたが、ある意味体を張ってるなと・・・。戦略かどうか知らないけど、芸人だから成せる発想力精神的にタフじゃないと出来ないよね~。

 

選挙はマジ大変!僕も選挙経験者だから、身を持って知っているつもり。費用はテレ東の旅番組の如く低予算は決まっていたし、開き直っていたのか大変さは全く感じなかった。

 

一番大変だったのは対人関係。周囲からは滑稽扱いだし、色眼鏡で見る人が殆ど。ただ、友人・知人・他人の仕分けが出来るメリットはあった(爆)

 

対人は色々あり、演説は不特定多数に訴えたい事を言うだけ、全く大変じゃなかった。選挙をサポートしてくれる方達には楽しくやって欲しかったし、有権者との対話は、好意的な方、罵声を浴びせる方、面白がって来る方、ただ話を聞けと言う方・・・十人十色なので、MAXで気を遣ったなあ。

 

その対人で一貫していたのは、僕と有権者やサポートしてくれた人達とは対等な関係として接した事。よく有権者に土下座している候補者がいるけど、パフォーマンスとは言え、あれはおかしい。選挙は政策に共感した候補者に投じるものであって、頭をこすりつけてお願いするものじゃない。だから日本の選挙はいつまで経っても成熟しないんだと僕は考える。

 

僕が頭を下げたのは、演説の始めと終わり、声を掛けてくれたり、手を振ってくれた有権者達への礼儀としてやっただけ。いくら苦戦必至の情勢でも、そこはブレなかったと胸を張れる。(だから、ダメなんだと指摘を受ける時があるが、どうしたものか・あせ)

 

東国原さんは、そこまで宮崎への思いがあるならば、県知事や県議に特化した方がいいと思うけど。。。宮崎から日本を変える!大いに結構、その方が有権者には分かりやすいし、情熱が伝わって来るから故、勿体無い気がする。

 

スーパークレイジー君さん・・・立候補は自由だから他人がとやかく言うべきではないが、う~ん・・・何とも言えないなあ(苦笑)。選挙の大変さと言う意味でお疲れ様なんだけど・・・