27日(火)盛岡8R【M2】キリン杯第12回OROターフスプリント(オープン・地方全国交流競走 芝1000m 1着賞金500万円 14頭立て 発走予定時間16時25分)
Horse&Hope 駆け抜けたその先に。2022岩手競馬
<見解>
芝コースで行われる電撃の5ハロン戦、OROターフスプリント。今年は川崎3頭、浦和2頭、大井1頭、道営1頭の計7頭の遠征馬が参戦、フルゲート14頭が揃った。ポイントは芝適性の有無が優先されるが、スピードと先行力がモノを言う世界。地方競馬NO.1ターフスプリンターはどの馬か?ワクワクドキドキで本番を待ちたい。
◎ケイアイサクソニー(道営)
道営では短距離路線に的を絞ったローテで活躍。今年春まで所属したJRAでは新潟の芝1000mでの55.9や56.5の持ちタイムが光る。コース形態は違えど、得意と見ていい。この馬を中心に。
○スギノヴォルケーノ
JRAではオープンを張り、道営を経て岩手入り。父ロードカナロア、母の父サクラバクシンオーは短距離の申し子。前走、ハーベストカップでは上がり34.0の末脚で差し切った。逆転の目十分。
▲リンシャンカイホウ
JRA2勝クラスの出身。主に盛岡の芝レースを中心に使われ、芝1000mに限っては3戦2勝2着1回と自分の庭にしている。前走、ハーベストカップも勝ち馬と0.2秒差2着、上位争いは有望。
△プリモジョーカー(川崎)
2歳時はリリーカップ優勝、エーデルワイス賞【JpnⅢ】をコーラルツッキーに0.4秒差4着の実力馬。川崎では目下17戦連続ダート900mを使われており、芝でその経験が活きるかがカギ。
△エイシントゥラン
芝経験がこれまでJRA時代の2戦のみと、ダートでの短距離実績がある印象で、半信半疑だったが、前走のハーベストカップでは勝ち馬に0.6秒差3着とメドが立った。侮れない存在に・・・。
■自信度:D(※A~Zの段階)
■推定ペース:H
■推定タイム:57.前半~59.半ば
<レース紹介:OROターフスプリント>
2011年に創設された重賞競走。芝コースで行われる唯一の地方全国交流競走、毎年全国から快速自慢が参戦する。2016年に岩手競馬グレードの導入によりM2に格付けされた。前身は2007年に創設されたきんもくせい賞。