21日(日)盛岡11R【M2】第35回やまびこ賞(3歳オープン ダート1800m 1着賞金300万円 8頭立て 発走予定時間18時05分)
Horse&Hope 駆け抜けたその先に。2022岩手競馬
<見解>
岩手3歳三冠レースの最後を飾る不来方賞を占う前哨戦、やまびこ賞。今年は8頭立てとなり、やや寂しいメンバーだが、激戦必至、見応えのある一戦を期待。ポイントはオープンでの実績と経験距離。新たなスター候補or遅れて来た大物が現れるか?秋の大目標ダービーグランプリを目指し、3歳路線最終章は必見だ。
◎サンエイブレーヴ
重賞路線の常連、素質は注目していたが、いまいち勝ち切れないのが歯がゆいところ。しかし、出走した重賞で9戦中2着2回3着3回は、このメンバーならチャンス到来。悲願のタイトル獲りに王手。
○カクテルライト
2歳時からビギナーズカップ、若駒賞、今年はウイナーカップを制し、重賞3勝の実績は光る。ただ、前走ひまわり賞では3着ながら勝ち馬とは2.4秒差が気掛かり。自分のレースに徹すれば逆転も。
▲アップテンベスト
岩手でデビューし、東海へ移籍。梅桜賞やスプリングカップと重賞2勝したが、その後は低迷し岩手へ復帰。復帰初戦のひまわり賞は3.4秒差5着と調子が戻り切っていない内容。体調戻れば・・・
△コイビトサンタ
成績としてはまずまずも、重賞路線では苦戦している印象。とは言え、東北優駿4着は着差こそあれど、このメンバーに入れば侮れない実績。そろそろ重賞挑戦が実ってくれば・・・軽視は禁物だろう。
■自信度:J(※A~Zの段階)
■推定ペース:S~M
■推定タイム:1.50.後半~54.半ば
<レース紹介:やまびこ賞>
1982年、東北新幹線開業記念として創設された3歳限定戦。幾度となく距離が変更され、2006年・第25回までは特別競走、休止を経て、2013年・第26回から重賞競走へ格上げされ復活した。2016年・第29回から岩手競馬グレードの導入でM3格付け、2021年からM2に格上げされた。
歴代優勝馬には全国レベルの名馬が名を連ね、カウンテスアップ(1984年・第3回)や、スイフトセイダイ(1989年・第8回)、エンパイアペガサス(2016年・第29回)等がいる。個人的にはスイフトセイダイかな。。。