夢と希望を持って、杜の都に移り住んだのが20年前、当時30歳・・・あの時僕は若く、余る程のエネルギーに満ち溢れていた。
楽しい事、嬉しい事、凹んだ事、辛くて苦しい事・・・色々あった20年、ぶっちゃけた話、90％以上は思うように出来なかったかな・・・不本意な事が多かったのは確か。。。
”終の棲家”と決めた筈の仙台を思うところあり、20年の節目を機に離れる事になった。50歳になり、気持ちは全く変わっていないんだけど、髪は年々白くなり、左膝を痛めてからは普通が普通で無くなったり、描いていた人生プランに想像以上の狂いが生じたり、妻の状況や考え等を総合的に考え、僕はこれからも仙台で生きていく・・・とならなかったのが理由。
とは言え、この街で20年お世話になったのは紛れもない事実、単に永住する程の縁が無かった・・・そう思っている。
今夜は仙台で暮らす最後の夜。恐らく僕は、この街で出会った１人１人の顔を思い出している事だろう。全てに「お世話になりました」それは、さよならの記憶。
そろそろ時間。信号は青と出た。
仙台、20年間お世話になりました！！
そして・・・
仙台に変革あれ！！