17日(日)水沢11R【M2】水沢信用金庫杯第47回あやめ賞(3歳牝馬オープン ダート1400m 1着賞金250万円 12頭立て 発走予定時間17時50分)
Horse&Hope 駆け抜けたその先に。2022岩手競馬
<見解>
岩手3歳牝馬三冠路線を占う前哨戦、伝統のあやめ賞。今年はフルゲート12頭が参戦、大いに気分は盛り上がる。2歳時、他地区の重賞活躍馬や、復活を賭ける地元重賞の勝ち馬、条件クラスからの上がり馬等、好メンバーが揃った。来月の三冠第一弾、留守杯日高賞のヒロインに名乗りを挙げるのはどの馬か?女王を巡る熱き戦いが始まる。
◎ボサノヴァ
2歳時は金沢シンデレラカップを制し、金沢ヤングチャンピオンや遠征したライデンリーダー記念(笠松)を2着と実績十分。転入初戦の前走、3歳A級戦を逃げ切り、順調さをアピール。この馬中心に狙ってみたいところ。
○サンティラムック
ここまで6戦1勝3着2回と成績平凡だが、うち3戦は芝コースでのもの。ダートコースでは3着2回と、安定した成績をキープしているのは魅力。相手は強いが、先行して、どこまで粘れるかがポイントになるだろう。
▲マルルットゥ
この時期で既にキャリア13戦を誇り、1勝2着3回3着2回の成績。前走、スプリングカップは牡馬と混じってクロールキックに1.9秒差5着だった。今回は牝馬限定戦、ボサノヴァにどこまで迫れるかが見ものになる。
△ライラックベルン
道営未勝利から岩手へ転入、最下級から地道に走り続け、ここ3戦はB1級のレースで勝ち負けをしていたが、ようやく勝ち上がりオープンに参戦して来た。相手は強力だが、大崩れしない成績に活路を見出したいところ。
×カクテルライト
道営ではデビュー戦のフレッシュチャレンジ競走を制したが、以後は苦戦。岩手入りすると、ビギナーズカップ、若駒賞と重賞2連勝したが、再びスランプに陥ってしまった。強気にはなれないが、復活を賭けて奮闘を。
■自信度:K(※A~Zの段階)
■推定ペース:M~H
■推定タイム:1.28.後半~33.後半
<レース紹介:あやめ賞>
1975年に創設された重賞競走。長年、3歳牝馬の特別競走として行われ、2012年(第37回)から距離が1400mに変更、200m短縮された。2014年(第39回)から重賞競走に格上げされ、2016年(第41回)に岩手グレードの導入でM3に格付け、2018年(第43回)からM2に格上げされた。M1・留守杯日高賞のトライアル競走である。