笠松・笠松グランプリ 展望 | 暫定・綴れば愉快だ宇都宮 熱視線blog(旧・せんだい熱視線 ジミ都市blog)

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24日(水)笠松10R【SPⅠ】第17回笠松グランプリ(オープン・地方全国交流競走 ダート1400m 1着賞金1000万円 12頭立て 発走予定時間15時45分)

 

<見解>

全国から快速自慢が集結!岐阜・秋の風物詩である笠松グランプリ。今年は道営、船橋、川崎、兵庫、高知から計5頭の遠征馬を迎え、フルゲート12頭で争われる。ポイントは距離や小回り、重賞での実績比較。ハイレベルな戦いを期待、晩秋の7ハロン決戦は必見!!

 

◎コパノフィーリング(船橋)

JRA準オープンから船橋へ移籍し、一貫して短距離に絞ったローテで、地方の深いダートで才能が開花した。習志野きらっとスプリントで重賞初制覇、前走兵庫ゴールドカップに遠征し優勝と勢い十分。この馬中心に考えたい。

 

○リュウノシンゲン(川崎)

岩手3歳王者川崎へ移籍、重賞7勝した大物が登場。ウリである先行力がピカイチなのは魅力。前走、楠賞(兵庫)に参戦しイグナイターに0.7秒差2着と底力を見せつけた。少し距離は短いが、実績を考えれば逆転の目も。

 

▲ダノングッド(高知)

JRAデビュー以来、元気に走り続け、南関東を経て高知入りし、初重賞勝ちは昨年のトレノ賞と言う遅咲きタイプ。今年は遠征で園田FCスプリント、ゴールド争覇を制し、古豪健在をアピール。当然ここも争覇圏内にいるだろう。

 

△アザワク(道営)

2歳時はエーデルワイス賞(JpnⅢ)2着、3歳以降も短距離路線で活躍を続け、グランシャリオ門別スプリントを2連覇、前走の道営スプリントでは道営NO.1スプリンターの座に立った。そろそろ遠征でタイトルが欲しいところ。

 

×コウエイアンカ(兵庫)

JRA3勝クラスから兵庫へやって来たが、転入後は堅実な成績。重賞は今年から参戦し、園田チャレンジカップで初制覇。前々走兵庫ゴールドカップではコパノフィ-リングに0.8秒差3着と善戦した。侮れない存在で抑えておきたい。

 

■自信度:D(※A~Zの段階)

■推定ペース:H

■推定タイム:1.24.前半~1.26.後半

 

<レース紹介:笠松グランプリ

前身は1988年に創設された全日本サラブレッドカップダート2500m地方全国交流競走として行われたが、1994年・第7回をもって休止1997年・第8回ダート1400mダートグレード競走として復活したが、笠松競馬の経営悪化2004年・第15回をもって廃止された。

翌年、2005年からは現レース名に変更され、回次も第1回に戻り、東海・近畿・北陸地区交流競走に規模を縮小したが、2012年・第8回より地方全国交流競走に格上げされ、現在に至る。ちなみに、出走可能頭数(フルゲート)が拡大された2019年に、初めて12頭立てで施行されたレースでもある。

 

現レース名以降主な歴代優勝馬では、ミツアキタービン(笠松 2006年・第2回)マルヨフェニックス(愛知 2010年・第6回)ラブバレット(岩手 2015年・第11回~2017年・第13回 ※3連覇達成)等が知られている。