北上川大賞典【M2】 展望。 | 暫定・綴れば愉快だ宇都宮 熱視線blog(旧・せんだい熱視線 ジミ都市blog)

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21日(日)盛岡12R【M2】盛岡市長杯第43回北上川大賞典(オープン ダート2500m 1着賞金300万円 10頭立て 発走予定時間18時15分)

 

Horse&Hope 馬よ、希望よ、明日よ。2021岩手競馬

<見解>

岩手最長距離レース心臓破りなスタミナ勝負東北の大河の如く、雄々盛岡坂で駆け抜ける2500mの長丁場は北上川大賞典。今年は、新旧王者世代交代を賭けたEM対決!長年トップを張って来たベテランのプライドか?芝・ダートをこなす若き天才か?思わぬ伏兵の台頭か?興味は尽きないが、目が離せない歴史的名勝負を期待したい。盛岡ロングラン開催オーラスを締めくくる。

 

◎マツリダスティール

悩みに悩んだが、若き天才を本命とした。潜在能力は互角と見ているが、こちらは将来がある3歳馬。芝・ダートでの実績は、能力の高さに尽きる。脚質に自在性を注文したいが、現段階では押し切れそうな勢い。

 

○エンパイアペガサス

8歳になり、力の衰えは否めないが、それでも上半期のシアンモア記念一條記念みちのく大賞典ベテラン健在を見せつけた。前走は見せ場無かったが、ひと叩きされ状態戻れば、3連覇の可能性がありそうだ。

 

▲ジェイケイブラック

昨年はシンガリに終わったが、その後地道にオープン特別にローテを絞り、まずまずの成績。なかなか勝てないのは歯がゆいが、ここ3走は勝ち負けに参加しており、ここもの期待。上位2頭との力差はあるが・・・。

 

△グランメガスマイル

成績は平凡だが、やまびこ賞2着、あすなろ賞一條記念みちのく大賞典を各4着と、相手なりに走るタイプ。ただ、血統的には長距離が向いており、この辺に活路を見出したい。一応、抑えてはおきたい存在。

 

×ヤマショウブラック

これまで、知床賞不来方賞イーハトーブマイル桐花賞を制した実力の持ち主ながら、古馬になってから伸び悩む。今シーズンも10戦して1勝は寂しい限り。もうひと華をと一発あるなら、この馬をマークしたい。

 

■自信度:B(※A~Zの段階)

■推定ペース:S

■推定タイム:2.40.前半~2.46.後半

 

<レース紹介:北上川大賞典

1978年に創設された重賞競走。岩手競馬では最長距離で施行される名物レースとして親しまれ、1996年まではステイヤーチャンピオンシップ北上川大賞典(一部専門紙では長距離特別 北上川大賞典と表記)が正式名称だった。2000年から2009年までは交流競走東北地区東日本地区東日本・九州地区地方全国交流)で施行され、2016年からは岩手競馬グレードの導入で、M2競走に格付けされた。

レース名の北上川は、東北最長を誇る川で、盛岡競馬場がある盛岡市や、水沢競馬場がある奥州市を通るが、特に水沢競馬場は競馬場の近くを流れており、地理的な縁がある。