ん予想通り順当・・・自民党総裁選を制し、誕生したのは・・・
岸田文雄新総裁
(※画像は全てyahoo!画像より)
これは圧勝と言える内容、決選投票で国会議員票がヨミより上積みされたのは、勝ち馬に乗ろうと言う心理が働いた訳か・・・。結局は派閥の論理が以前より弱くなってはいるものの、まだまだあるのね。。。
河野さんは、決起集会の人数より明らかに決選投票の国会議員票が減っているじゃない?これはマジで凹むなあ・・・(溜息)。裏切者がいたのだから、精神的にキツいと思ふ。(河野一郎、河野洋平と3代続く、悲願の首相就任は持ち越し)無役か、党の要職位に処遇される可能性はあるかなと。。。
高市さんは、やや上積みが見られ、敗れはしたものの、存在感は十分にアピール出来たし、大いにプラスになったのでは?党の要職か、重要閣僚で処遇されると思われる。
野田さんは、最後まで出遅れが響き、支持拡大が広がらなかった。決選投票で国会議員票が少し増えていたのは良かったかなと・・・入閣するか、一兵卒で冷や飯を食わされるかどちらかと・・・(苦笑)。
レース結果・・・もとい、投票結果は下記の通り。
昨年から1年務めた菅義偉首相は、これでTHE END。これが新旧交代の瞬間。
岸田新総裁は、自民党本部にある総裁室に入り、総裁の椅子に座った。これ、一度でもいいから座ってみたいよなあ・・・。ただ、岸田さんが総裁室の椅子に座る事は殆ど無く、座るのは総理大臣の椅子になるんだけどね。(総裁の背後に並ぶ本は一体何なのか?子どもの頃からずっと気になっている・笑)
これで来週の国会で第100代内閣総理大臣に指名される見通しだが、丁度100代目って超ラッキーだなあ。この運を国難に注いで欲しいところ。
僕はまだよく岸田新総裁を分かっていないが、世襲議員の3代目で、1957年生まれの64歳(有刺鉄線電流爆破デスマッチでお馴染みの大仁田厚とタメか・・・昔、ハマスタでデスマッチを見た事ある。確かタイガー・ジェット・シン戦)。
東大を3度受験して失敗し、『俺は生きてる価値があるのか』と悩んだそうだけど、これは贅沢だよ。僕は東大なんて一生受からない自信があるし、単なる雑草で価値も糞も無い人間だって自覚しているから、羨望の眼差しで見ちゃうけどな(溜息)。
岸田派会長となっているが、正確には宏池会会長。自民党の派閥では最古の歴史を誇り、僕は故・大平正芳首相が率いた大平派からしか記憶に無い。その後、鈴木派→宮沢派→加藤派と受け継がれたが、だいぶグチャグチャになって、一時期は宏池会が2つ存在した事もあったね。(辿ると、麻生派も宏池会の流れを汲み、岸田さんと麻生派の河野さんは同門になる)
ここ最近のメディアに登場する機会の場面で受けた印象は・・・
良い意味で普通
常識人
マトモそう・・・
指摘されて久しいが、これを強みにして、党改革や山積する国内外の課題に全力であたって頂きたい。(岸田ビジョンで政策は見たが、どういう人かはこれから見て行こうかなと・・・顔の表情が良くて、一般庶民の感覚は理解されているように思ったり)
一方、懸念もある。派閥の思惑にがんじがらめになって、思うように手腕を発揮出来ない状況もありえるからだ。その手始めが党の人事になるが、適材適所、若手抜擢が果たして出来るのかは現時点では何とも言えない。内閣の組閣もそうで、応援してくれた派閥には特に気を遣うだろうが、露骨な論功行賞は以前と何も変わっていない事になるので、可能な限り避けると吉。
気になるのは、キングメーカーになりそうな麻生太郎、安倍晋三の元首相コンビ。どんな処遇にするのかな?
2Aと言われるが、いつも楽しそうで仲良さそう(笑)。この2人を見ていると、往年のアブドーラ・ザ・ブッチャー、ジャイアント・キマラ組を思い出す。(分かる人には分かるだろうが・・・)
麻生さんを引き続き閣僚に留ませる事は無いと見るが、廃止されていた最高顧問の復活?副総裁?新たなポジションを設けるか?無視は出来ないし、難しい判断になりそう・・・。
問題は安倍さん。元々、当選同期で岸田さんと近しい関係、今回の総裁選では高市さんを猛プッシュし、決選投票では高市さんに集めた票を岸田さんに渡し、恩を売った形に・・・。岸田政権に大きな影響力を持つのは必至だろう。
この2人に飲まれないか?毅然とした態度を岸田さんが示せるか?これが、政権の命運を握っていると思ふ。




