12日(日)盛岡11R【M2】IBC杯第29回青藍賞(オープン ダート1600m 1着賞金300万円 12頭立て 発走予定時間18時05分)
Horse&Hope 馬よ、希望よ、明日よ。 2021岩手競馬
<見解>
来月の大一番、マイルチャンピオンシップ南部杯の地元馬によるトライアルレースは青藍賞。今年はフルゲート12頭揃ったが、力差が顕著なメンバーで、ある程度絞れそう・・・。ポイントは重賞や距離実績を重視したい。マイルはスピードとスタミナの交差点、ごまかしが利かない盛岡ダート1600mでのバトルは必見!!
◎ヒガシウィルウィン
メンバー唯一のGⅠホース。昨年夏に岩手入りし、見事に復活。今シーズンはエンパイアペガサスとの令和の名勝負を繰り広げ、うちシアンモア記念を制した。同距離、このメンバーなら絶対に負けられない。
○パンプキンズ
3歳時には東北優駿、ダイヤモンドカップを制した二冠馬。古馬入り後は無冠、制しても特別競走までは歯がゆい。前回はヒガシウィルウィンと1.2秒差2着。マイペースでレースが出来るかが勝負のカギ。
▲リリーモントレー
JRAでは2勝クラスで苦戦をし、今年春に岩手へ転入。ここまで全て特別競走で3戦3勝。今回初めて重賞戦線へ登場して来たが、メンバーを見渡すと、2着ぐらいはあってもおかしくない。怖い存在になる。
△スカイサーベル
成績を見ていると、好凡走の差が激しくて信頼置きにくいタイプ。重賞実績では昨年のトウケイニセイ記念でセンティグレードと0.3秒差3着がある位。特別競走では勝ち負けしてはいるが、抑えてはおきたい。
■自信度:B(※A~Zの段階)
■推定ペース:M
■推定タイム:1.38.前半~41.後半
<レース紹介:青藍賞>
1993年に岩手県競馬組合設立30周年を記念し創設された重賞競走。当初は2000mで施行されていたが、2000年から南部杯トライアルとして1600mに短縮され、他地区にも開放されたが、現在は岩手所属馬限定競走。2016年に岩手競馬グレードの導入でM2に格付けされた。レース名は、中国の故事成語『青は藍より居出て、藍より青し』から命名。