13日(火)盛岡12R【M2】第34回やまびこ賞(3歳オープン ダート1800m 1着賞金300万円 9頭立て 発走予定18時30分)
Horse&Hope 馬よ、希望よ、明日よ。 2021岩手競馬
<見解>
3歳三冠の最終関門、秋の不来方賞を見据えた前哨戦は注目のやまびこ賞。三冠路線を歩む一線級や、遅れて来た上がり馬、JRAからの転入馬が揃い、これはこれで面白いメンバーが揃った。牝馬NO.1のアノ馬を中心にレースが動きそうだが、新たな主役候補が名乗り出るかも見どころ、ここにも注目して見て行きたい。
◎ゴールデンヒーラー
岩手では牝馬にも三冠路線が整備されているが、陣営は更なる高みをと牡馬に挑戦。ダイヤモンドカップ2着、東北優駿4着も、リュウノシンゲンに2戦共0.5秒差と力はやはりある。ここは手薄、絶対負けられない。
〇グランフォロミー
あれ?と言う凡走をする時もあるが、重賞では寒菊賞、金杯、東北優駿2着、スプリングカップ3着の実績があり、前走の東北優駿を見ると、ここは重賞初制覇のチャンスが巡って来たと言える。逆転の目十分。
▲サンエイマジック
今シーズンはまだ未勝利だが、これまで行われた三冠のうちダイヤモンドカップ、東北優駿に出走し、いずれも3着は立派のひとこと。今回はリュウノシンゲンが不在、その分レースはラクに出来そう・・・怖い存在に。
△ファイントリック
成績は決して安定しているとは言い難いが、それでもスプリングカップ2着、あやめ賞やウイナーカップ3着と重賞になると上位に顔を出すのは何とも不気味。あとは距離延長がどう影響するかに掛かって来る。
■自信度:B(※A~Zの段階)
■推定ペース:S~M
■推定タイム:1.52.後半~55.半ば
<レース紹介:やまびこ賞>
1982年、東北新幹線開業記念として創設された3歳限定重賞。幾度となく距離が変更され、2006年・第25回までは特別競走、休止を経て、2013年・第26回から重賞競走へ格上げされ復活した。2016年・第29回から岩手競馬グレードの導入でM3格付け、2020年からM2に格上げされた。
歴代優勝馬には全国レベルの名馬が名を連ね、カウンテスアップ(1984年・第3回)や、スイフトセイダイ(1989年・第8回)、エンパイアペガサス(2016年・第29回)等がいる。個人的にはスイフトセイダイになるよね。。。