来年度の各地の開催日程等がボチボチ出る頃、岩手に続いて今回は・・・
開幕は4月14日(水)、11月まで82日間の開催。新設重賞は無いものの、ポイントは3つ。
①賞金配分率の統一
昨年まで、重賞競走と特別及び一般競走で賞金配分率が異なっていたが、全ての競走で170方式に統一された。分かりやすく言うと、1着~5着の賞金比率の合計が170になる事なのよね。
(例)1着:100 2着:35 3着:20 4着:10 5着:5 合計170
②一部競走の賞金引き上げ
一部競走の賞金が引き上げられたり、道営グレードが格上げされた。
<2歳>
フルールカップ、リリーカップ、イノセントカップ、フローラルカップ 1着賞金300万円(△50)
サッポロクラシックカップ 1着賞金500万円(△100) ※H3→H2
ブロッサムカップ 1着賞金500万円(△300)
<3歳以上>
赤レンガ記念 1着賞金500万円(△200) ※H3→H2
ウポポイオータムスプリント 1着賞金500万円(△100) ※H3→H2
③準重賞競走の新設
開催日未定だが、3歳2レース、3歳牝馬1レース、3歳以上4レースが新設され、1着賞金は全て250万円となる。
(※画像はyahoo!画像より)
最後に道営の注目有力馬を・・・。
まず古馬ではリンノレジェンド(牡5)の動向が注目を集めそう。3歳時の活躍は目覚ましかったが、昨年4歳になって成績に不安定さが目立つようになり、ビッグタイトルも金沢に遠征したイヌワシ賞のみ。5歳を迎えた今年は勝負の年、復活が待たれる。
充実の一途を辿るスプリント路線では、道営スプリントを制したジャスパーシャイン(牡4)が牽引する事になりそうで、新たな勢力が登場しない限り、この馬中心は揺るぎそうもない。
3歳では、多くの馬達が昨年の開催が終了すると、JRAや各地区に移籍していくため、層の薄さは否めないが、JBC2歳優駿(JpnⅢ)を6番人気ながら制したラッキードリーム(牡3)が三冠路線(北斗盃・北海優駿・王冠賞)を盛り上げそうだ。
全体的に道営勢は手薄、抜けた存在がいない分、実力伯仲混戦模様で楽しめそう・・・(あせ)。