を~っ!ビッグニュースが!!
2017年のジャパンダートダービー(JpnⅠ)の優勝馬。道営でデビューしサンライズカップ、南関東で京浜盃、東京ダービー、ジャパンダートダービー、サンタアニタトロフィーの5重賞を制した大物が、この度水沢の菅原勲厩舎へやって来た。
その名は・・・
ヒガシウィルウィン
(※画像は全て yahoo!画像より)
久々のビッグネーム!!既に水沢で攻め馬が始まっているようだけど、転入馬は能力検定を受けないとレースに出走出来ないので、実戦登場は能検を合格した後になるそうな。(私見では青藍賞から南部杯を目指すのかなと・・・)
2002年に盛岡で開催されたJBCスプリント(GⅠ)を優勝したサウスヴィグラスを父に持ち、母系は小岩井牝系を受け継ぐ岩手と縁のある血統。最近は勝ち星から遠ざかっているけど、まだ6歳馬で老け込むには早いし、特に故障を抱えている訳ではないそうで、復活の日が来るのはそう遠くないんじゃないかと・・・頑張って欲しい。
こちらが、差は無くとも、強い勝ち方をしているジャパンダートダービー(JpnⅠ)。
僕の記憶では、GⅠ(級)ホースが岩手に転入して来たのは3頭目・・・少し振り返ってみよう。
2001年に転入して来たのが、中山大障害(J・GⅠ)を制した
ゴッドスピード
偶然にも、転入初戦を水沢競馬場で観戦していて、準メインのA1級平場戦に出走し1着。強いと言うか、これ位走って当然だろうなあ~と見た印象がある。しかし、それから2走して未勝利に終わり、ヒッソリと引退。宮城県の牧場で種牡馬入りしたものの、目立った産駒は出ず、それも引退し、昨年の夏(記憶違いだったらごめん)に亡くなった。JRA時代は強くてスタミナのある馬だったね。
1980年に転入したのが、天皇賞・秋を制した
テンメイ
当時、僕は岩手にいなかったし、テンポイントショックで一時期競馬ファンを止めていたので、JRAや岩手を通じて全く知らない・・・。当時の岩手競馬に詳しい祖母によると、天皇賞馬が岩手に来て大騒ぎだったとか、全国から応援に来るファンがいた、その割にはあまり勝てなかったと言っていたね。(母のトウメイは天皇賞や有馬記念を制した女傑。典型的なステイヤー血統で種牡馬になっても活躍馬は出せなかった)
ゴッドスピード、テンメイには気になる点・・・悪く言えばジンクスがある。それは・・・
岩手では活躍しない!!
まあ・・・どちらもJRA出身だから、地方競馬出身のヒガシウィルウィンには当てはまらないとも考えられるけど・・・
ジンクスを打ち破るような活躍を期待しませう!!