15日(日)盛岡10R【M1】第21回ジュニアグランプリ(リアルインパクト賞)(2歳オープン・地方全国交流競走 芝1600m 1着賞金400万円 11頭立て 発走予定時間17時10分)
<見解>
地方競馬2歳のターフ王決定戦、ジュニアグランプリ。今年は道営4頭、船橋1頭の計5頭の遠征馬が参戦、やはり層の厚さの違いで道営勢中心のレースになりそうだが、芝実績に乏しいメンバーなだけに、地の利がある地元馬にもチャンスがありそうだ。
◎シーサンプーター
前走、地元馬達による前哨戦の若鮎賞では後方から差して優勝。3戦目での初勝利となったが、内容的には平凡さが否めないのが気になるところ。今度は遠征馬相手にどこまでやれるか?地の利を活かしたい。
〇アーモンドカラー
岩手所属馬には珍しい九州産馬。JRAでデビューし3戦、勝ち上がる事は出来なかったが、芝コースを経験したキャリアは強み。九州産と言う事で評価が難しいところはあるが、このメンバーなら上位も十分。
▲ダリル(北海道)
ここまで4戦1勝、前走はJRA札幌・すずらん賞へ参戦し、中段からレースを進めたが伸びず、勝ち馬から0.8秒差7着だった。大負けはしていないが、少し心もとない。ここなら浮上の目十分あるか。
△ポピュラーソング(船橋)
これまで7戦2勝2着4回3着1回と成績の安定さは魅力。芝コースは未経験だが、血統的に問題は無いだろう。ただ、使われ過ぎな感があり、上がり目あるかは懸念されるところ。豊富なキャリアをプラスに活かすか。
■自信度:L(※A~Zの段階)
■推定ペース:M
■推定タイム:1.40.前半~41.後半
<レース紹介:ジュニアグランプリ>
1999(平成11)年に創設された重賞競走。2003(平成15)年までは東北ジュニアグランプリ、東北地区交流競走として施行されていた。地方競馬唯一の芝コースで開催される2歳王者決定戦として、芝適性高いメンバーが参戦し、全国区への登竜門的レースとなっている。