とうとうこの日が来てしまったか・・・。
革命戦士・長州力、45年間の集大成!今日が現役最後の試合(正確には2度目、約20年前に一度引退するも、大仁田厚の挑発で現役に復帰・笑)
上記は昨年9月、仙台サンプラザホールで見た時の画像。全盛期を知る者としては、彼の老いを凄く感じたり・・・67歳の割には動けてたな~と・・・それでも凄いんだけどね。。。
長州選手最大の功績は・・・
日本人選手同士の世代間抗争と言う概念を根付かせた事!
当時は、日本人対外国人の対戦カードが主流だったから、彼の提唱は革命的だったし、ファンも熱烈に支持した。あの頃の盛り上がりは半端無かったもんなあ。。。
印象的な試合は沢山あるけど、強いて言うなら、ジャンボ鶴田(故人)と60分フルで戦い、引き分けた大阪決戦。あれは生涯最高のベストバウトだと僕は勝手に認定している。
微妙にやりづらく、噛み合ってなかったトム・マギーとの異種格闘技戦。伝説となっているUWFインターとの団体抗争、安生洋二をボコボコにした試合は圧巻、試合後のインタビューで、あの名言が生まれている。
キレてないですよ(正確にはキレちゃいないよ。長州小力がデフォルメ・笑)。
大仁田に何度も挑発され、現役復帰した有刺鉄線電流爆破デスマッチ。彼の強さばかりが際立った試合だったよね。
試合じゃないけど、橋本真也(故人)とのボキャブラリーの無さが生んだ世紀の大喧嘩。
コラコラ問答
(※画像は yahoo!画像 より)
ず~っと、何コラ!タココラ!しか言ってないやつね(大笑)。
さて、引退試合・・・。
最後は彼とゆかりのある人達が集まっての6人タッグマッチ、60分1本勝負。
長州力・越中詩郎・石井智宏×藤波辰爾・武藤敬司・真壁刀義
実況は懐かしい辻よしなりアナ、解説の1人に天龍源一郎・・・滑舌が絶望的にいただけない(笑)。リングアナは、ケロちゃんこと田中秀和アナ、レフェリーはタイガー服部と懐かしい人ばかりで涙ものだよ。
相関関係を分かりやすく言うと、藤波は名勝負数え唄と呼ばれる名試合をしてきた盟友。越中と武藤(1年3ヶ月ぶりの復帰試合に長州戦を選んだ)は直属の部下、石井と真壁は愛弟子。最後は真壁にフライングニードロップを4回喰らい、力尽きた。
不思議だったのは、引退のお約束であるテンカウントが無く、沢山の先輩・同輩・後輩レスラーが駆けつけ、リング上で花束を贈呈するセレモニーも行われなかった。彼がシャイだからか、人間性なのかは不明(苦笑)。
会場にいたのは、出場選手以外で確認出来たのは、解説でいた天龍と馳浩元文科大臣だけ、長州選手が促し、微妙な表情でリングに上がって来た。普通なら駆けつける筈の愛弟子佐々木健介選手の姿は無かった。やっぱり確執・絶縁の話は本当だったのか・・・。
超大物選手の引退なのになあ・・・少し寂しく感じたのは僕だけ!?
長州選手、長い間お疲れ様でした!!
最後は、長州の入場テーマでお馴染み
パワーホール
を聴いて頂いて、お開き!