4日(日)盛岡12R【M2】みちのく爽やか杯第8回絆カップ(オープン・地方全国交流競走 ダート1600m 1着賞金300万円 9頭立て 発走予定時間18時10分)
<見解>
震災発生の年に創設された絆カップ。今年の遠征馬は、道営から2頭が参戦。迎え撃つ地元勢は南部杯を回避した王者が登場し、レースを盛り上げる。ポイントは王者の走りっぷりがどうか?力関係が分からない道営2頭との比較。実績を考えれば、楽勝が当たり前の雰囲気だが、2ヶ月程休んだ事で足元をすくわれる可能性も・・・。
◎エンパイアペガサス
泣く子も黙る岩手の現王者。夏のマーキュリーカップではJRA勢との力差を見せつけられたが、それ以外は完璧な内容。前走、青藍賞優勝後は2ヶ月実戦から遠ざかり、このレースで再始動。いつも通り走れば問題無さそうだが、まずは走りに注目。
〇メイショウアイアン(北海道)
この距離は近い1700m戦を使ったJRA在籍時以来5年ぶり。道営へ移籍してからは1200m以下で使われ、前々走の道営スプリントではラブバレットと同タイム2着と実力の高さは折り紙付き。王者の足元をすくう相手はこの馬だろう。
▲グランユニヴェール
夏までは南関東オープンとして活躍し、あの帝王賞(JpnⅠ)にも参戦していた。秋に岩手入りし、転入初戦の寒露特別を快勝、南関東オープンの底力をアピールした形。上位と力差はありそうだが、軽視すると痛い目に・・・。
△ニットウビクトリー
今年5月までは長年JRAに所属ししていたが、6月に岩手へやって来た。既に9歳で上積みは期待できないが、ここまで4戦2勝2着2回と骨っぽいところを見せている。豊富なキャリアが持ち味、このメンバーでも決して侮れない。
■自信度:C(※A~Zの段階)
■推定ペース:M~H
■推定タイム:1.37.前半~39.前半
<レース紹介:絆カップ>
2011(平成23)年に創設された重賞競走。地方全国交流競走として行われ、JBCが開催された2014(平成26)年以外はダート1600mで施行されている。南部杯の1ヶ月後に行われるが、残念南部杯と呼ばれる事は殆ど無く、特筆する位置付けは見当たらない。
【炎のGⅠ勝負・2018秋~JBC3競走~】
<JBCスプリント>
◎モーニン(韓国遠征帰り、状態良ければ)
〇グレイスフルリープ(東京盃2着の雪辱をホームで晴らす)
▲キタサンミカヅキ(船橋)(東京盃優勝の勢いあればチャンス)
△ラブバレット(岩手)(悲願のダートグレードタイトルがGⅠの快挙も)
■自信度:C(※A~Zの段階)
■推定ペース:H
■推定タイム:1.09半ば~11.前半
<JBCクラシック>
◎ケイティブレイブ(悲願のGⅠ獲りに王手)
〇サンライズソア(忙しくない流れは歓迎)
▲サウンドトゥルー(8歳だが大幅な衰え感じられず)
△オメガパフューム(3歳から果敢な挑戦、面白い存在)
■自信度:E(※A~Zの段階)
■推定ペース:M~H
■推定タイム:1.55半ば~57.前半
<JBCレディスクラシック>
◎プリンシアコメータ(地方ダートで安定、勢いをJRAの馬場でも)
〇ラビットラン(ダートで堅実、デムーロの腕は心強い)
▲クイーンマンボ(前走が意外、巻き返し十分)
△ブランシェクール(大井)(地方勢で可能性あるならこの馬か)
■自信度:F(※A~Zの段階)
■推定ペース:M
■推定タイム:1.49.後半~51.前半