5日(土)盛岡12R【M1】日刊スポーツ杯第32回ひまわり賞(オークス)(3歳牝馬オープン ダート2000m 1着賞金300万円 8頭立て 発走予定時間18時10分)
<見解>
夏に咲く向日葵の如く・・・岩手版オークスのひまわり賞。昨年に続き寂しい8頭立てとなり、メンバーも一線級とは言い難く、3歳牝馬勢の手薄さが表れている。こうなれば近走成績と距離経験がポイントになり、オープン実績は考慮しなくて良いだろう。
◎カゼノウタ
マイルまでの経験しか無いものの、目下2連勝中と言う事は調子の良さの表れ。今回、2000mは初めてとなるが、血統的にクラシックディスタンスは歓迎のクチ。厳しい強敵もおらず、好調さで押し切るには格好の機会と見たい。
○グランフルール
JRAでデビューしたものの、勝ち切れず見切りをつけて岩手入り。転入後は2戦1勝2着1回とまずまずの内容。距離は芝ながらJRAで2000m以上を経験しており、父オルフェーヴルと聞けば問題無く克服出来そうな感じも・・・。
▲サンタガール
重賞参戦が5回目となる。同距離では岩手ダービーダイヤモンドカップでブービー10着、この時は後方からの追走で全く競馬にならなかった。芝2400mのサファイア賞2着の実績からも容易には見限れず、軽視すると痛い目に・・・。
△シャムゴッド
JRA2戦未勝利を経て岩手入り。転入後は6戦2勝2着3回3着1回とワイド圏100%、抜群の安定感を誇る。今回、格上挑戦となるが、未知の距離である2000mがどう出るかが勝負の分かれ目になる。侮れない存在だろう。
■自信度:C(※A~Zの段階)
■推定ペース:M
■推定タイム:2.07~10秒台
<レース紹介:ひまわり賞[オークス]>
1987(昭和62)年に創設された重賞競走、岩手版オークスとして位置付けられ、1999(平成11)年・第13回までの競走名は4歳牝馬チャンピオンシップひまわり賞。2000(平成12)年・第14回から東日本地区交流、一時期は地方全国交流で行われていた。現在は岩手所属馬限定戦。