この企画も55回目!今回取り上げるのは・・・
JR阪和線
天王寺から和歌山を結ぶアーバンネットワークの一翼を担う主要路線、一部は京都・新大阪方面から乗り入れている。
(※画像は全てYahoo!画像 より)
最初に阪和線を利用したのは23年前の夏、和歌山で行われる国際リゾート博覧会を観に行く事を思い立ち、一路関西へ。(当時、某リゾート情報誌を担当していて、勉強を兼ねて・・・)
新大阪で乗り換えたのが、現在も走る特急
くろしお
車両はご存知381系。日本初の振り子式車両に乗れた事が嬉しくて嬉しくて、密かにテンションがMAXだったのを覚えている。
途中、大阪環状線(と言うか併設されている梅田貨物線)を通り、阪和線へ入る天王寺では・・・
あ!205系だ!!
アーバンネットワークの通勤型は103系と201系と117系、221系の固定観念があっただけに、関西で205系に遭遇するとは・・・更にテンションが上がった。
行き先表示が、ポテチンで有名な鳳啓助を思い出させる
鳳
何とも素敵!その鳳を過ぎると阪和線の車両基地がある
日根野電車区(現:吹田総合車両所日根野支所)
を横目で見ながら通過。(103系が沢山休んでいたね)
和歌山には1時間強で到着。阪和線はここまでで、くろしおは終点とならず、引き続き紀勢本線で新宮まで走る。
翌々日、再び阪和線で大阪へ戻ったが、新幹線に乗るまで時間があったので、話題の221系を見るために大阪駅で暫く待機。
今でこそ、新快速等の運用は退いたが、当時はJR西日本の車両イメージを変えた花形スター、実際に生で観た時は感動したし、輝いて見えた。
月日は流れ、くろしおを担った国鉄型381系は引退し・・・
287系
が後継車両として投入され、完全に代替わり。
103系や205系も老朽化が進み、後継の新型車両が投入され・・・
225系5100番台
へと置き換えられ、完全に姿を消す予定。
阪和線は、南海本線と競合して乗客の獲得競争が激しいが、関西南部の主要路線として今後も存在し続ける。