18日(日)盛岡12R【M1】第18回ジュニアグランプリ(ネオユニヴァース賞)(2歳オープン・地方全国交流競走・JRA認定競走 芝1600m 1着賞金400万円 9頭立て 発走予定時間17時10分)
<見解>
地方競馬唯一の2歳ターフ王決定戦、ジュニアグランプリ。地域レベルの差なのか、近年は道営勢優勢な傾向が強いが、今年も4頭参戦した道営中心になりそう。他は船橋1頭、迎え撃つ岩手5頭。ポイントは現段階での仕上がり、素質に尽きる。
◎エイシンクローバー(道営)
キャリア3戦だが、前走はJRA札幌のコスモス賞へ参戦し、サトノアリシアと1秒差離されたが3着と健闘。少しムラのあるタイプに見えなくも無いが、芝コースでの実績は素直に評価したい。後は地元勢との力関係次第だろう。
○ミルグラシアス(道営)
ここまで4戦1勝2着2回3着1回と上々の内容。今回芝コースは初めてとなるが、血統的に父クロフネ、母の父アグネスタキオンならば問題は無いだろう。社台ファームが送り込む刺客は手ごわそう、逆転まで考えたい。
▲ダズンフラワー
3戦1勝3着1回の成績、1戦のみダートを使ったがビリと散々に終わったが、芝では通用するレベルの走りは見せている。相手は強いが、走り慣れたコースを走るのは遠征馬に比べれば有利と言う点を活かしたいところ。
△タイセイプロスパー(道営)
キャリア5戦を誇り、1勝2着1回4着3回と掲示板には必ず食い込む堅実派。前走のクローバー賞(JRA札幌)では0.6秒差4着と芝コースで戦えるメドは立っている。混戦になればこの馬に好機が巡って来る。軽視は禁物だろう。
×リュウノチーノ
ここまで4戦し、1勝2着2回3着1回は頑張っている部類。前走の若鮎賞ではメデゥシアナと0.2秒差2着に入り、普通なら有力候補。今回は遠征馬が強いため、果たしてどこまで戦えるか未知数、地元勢では印程差は無いが・・・。
■自信度:K(※A~Zの段階)
■推定ペース:S~Mペース
■推定タイム:1.40~42秒台前半
<レース紹介:ジュニアグランプリ>
1999(平成11年)に創設された重賞競走。2003(平成15)年までは岩手・山形・新潟(新潟のみ2001年まで)東北三県交流、東北ジュニアグランプリの名称で行われ、2004(平成16)年からは地方全国交流競走。地方競馬で開催されている2歳の重賞競走では唯一芝コースで行われる貴重なレースである。