昭和レトロな『盛岡バスセンター』9月に閉鎖、年内解体へ。 | 暫定・綴れば愉快だ宇都宮 熱視線blog(旧・せんだい熱視線 ジミ都市blog)

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連日、衝撃的なニュースが、隣県岩手から飛び込んで来た。

(※画像は全て yahoo!画像より)

盛岡バスセンター9月で閉鎖、年内に解体!!

老朽化が進んでいたとは言え、口からゴボゴボ泡が出そうになる程の衝撃、気絶しそうになった・・・。再開発の話は以前からあったが、全く建て替える気配が無いので、永久に不滅だと思っていたし。。。

盛岡市民だけでなく、バスファンに親しまれて55年。単に3階建てのボロいビルと侮るなかれ、中へ入ると一気に古き良き昭和へタイムスリップし、オープンした1960(昭和35)年以来、1度もリニューアルされる事無く、当時と全く変わらない姿は、マニア垂涎のバスセンターとして人気が高い。

中は意外と寂れておらず、待合客向けの売店(飲食、時計店等)が充実し、待ち時間も然程苦にはならない。僕も画像左の売店で、お菓子を買って食べながらバスを待ってた事がある。

それでね、画像左の少し切れているけど、看板に注目して欲しい。
カネボウ チューイング ボン

ナゼか、ボンだけ級数が大きいのかは不明だが、チューイングボンなんて・・・

島木譲二のギャグ

でしか聞いた事が無い・・・。看板も昔のままなのが分かる。このレトロさがたまらない・・・。
法規的に見ると、自動車ターミナル法適用第1号と言う事で、実質・・・
バスターミナルの国内第1号


当時としては画期的な交通センターだったのだろうが、敷地内にはバス停が7つしか無く、バス路線の拡張や、バスの大型化で、今では狭過ぎる感じ。。。苦肉の策で、周辺に収まり切れない分のバス停を設置しているが、機能的じゃ無いもんなあ。。。

敷地内のバス停、狭いからバスが一度前へ突っ込み、発車時は一度バックするから、運転士さんは結構面倒臭そう・・・。

建て替える時は、名古屋駅名鉄バスセンター天神駅西鉄天神バスセンターみたいに、狭い敷地を有効活用するため、高層化かな?と期待していたけど、どうやら難しそう・・・(涙)。盛岡市としては、バスターミナル機能は維持する意向だけど、どうなっちゃうんだろうね?

とにかく、9月にはこの光景が消えてしまう・・・。それまでに、もう一度見て置きたいところ。味わいある昭和レトロな盛岡バスセンター、見るならお早めに!!