(※画像は Yahoo!画像 より)
天龍源一郎

ダミ声で滑舌の悪い、大柄なおじさん
としか思っていないんだろうけど。(とんでもない話だ!)
65歳までレスラー歴39年、その前は前頭筆頭まで出世した元力士、合わせれば何と
格闘技歴51年!
驚異的な体力、妥協の無いファイトスタイル、あのジャイアント馬場とアントニオ猪木の両巨頭から、ピンフォールを奪った唯一の日本人レスラー、人は彼を
Mr.プロレス
生ける伝説
風雲昇り龍
と呼び、ファンだけでなくレスラー達からも一目を置かれる存在。(ちなみに、馬場の32文人間ロケット砲を、喰らった最後のレスラーが天龍だったりする)
僕は、ジャンボ鶴田のファンだったので、鶴竜コンビのタッグパートナー位の印象で、後に天龍革命が起こり、鶴田と対決して行くんだけど、やはり鶴田よりは弱いと見ていたのよね。。。
ただ、相手の技を徹底的に受けるチカラは見事で、その分の反撃は凄まじく、名試合になる事が多くてね、だんだんと彼の強さが分かって来た頃、全日本プロレス(全日)から今は跡形も無いSWSへと電撃移籍していた。(SWSの旗揚げ戦、テレ東で生中継していたよね)
その後、SWSは崩壊し、所属部屋であるレボリューションが、そのままWARになり、テレ東では・・・
土曜の深夜、益々興奮して頂きましょう!
のフレーズでお馴染み、WARプロレス中継をやってたっけね?今は亡き、阿修羅原との龍原砲(サンドイッチラリアットとか)が懐かしい・・・(しみじみ)。
そうそう、プロレス会場へ足を運んだよなあ。。。高校生の時は岩手で、社会人で東京に戻った時は、後楽園ホールや日本武道館、両国国技館、有明コロシアム、横浜アリーナ・・・、東京ドームでは
ハルクホーガン戦でアックスボンバーに沈んだ試合
も観に行っている。
彼の必殺技は多種多様で、重厚感があり、観ている方にも痛さが伝わって来る。
延髄斬り

WARスペシャル

グーパンチ

逆水平チョップ(天龍チョップ)

パワーボム

53歳

言うまでも無く、これが技のネーミング(笑)。先のパワーボムがトシで出来なくなり、代替技を編み出すべく登場したんだけど、その時が53歳だったからというノリらしい・・・(ワハハ)。最近は65歳にネーミングが変わった説もあるらしい。。。
まあ・・・垂直落下式ブレーンバスターなんだけどね(^^)。
最後の対戦相手は、今をときめく、レインメーカーこと
オカダカズチカ
28歳と65歳の対決、いくら彼でも全盛期の動きはないし、贔屓目に見ても勝てないのは分かっていたが、それにしてもオカダは改めていいレスラーだな~と見直した。今までは、クソ生意気でビッグマウスなレスラーだと思っていたので・・・(汗)。
結果は天龍のフォール負け、オカダは華を持たせる気はゼロ、容赦無かったね。彼も納得の引退試合にはなっただろうし・・・。試合が終わり握手したり言葉を交わす事も無く、起き上がれない彼を上から見下ろし深々と頭を下げ、リングを去った。ガチでいい試合だったんじゃないかな?
天龍選手、長い間お疲れ様でした。貴方の生き様は、レジェンドとして永遠に語り継がれるに違い無い。
また、昭和のプロレスが遠い記憶になってしまう・・・寂しい限り。。。