。事前に設定資料などを見ることはできたんですか? 上野氏: 最初にもらった映像だけでなく,完成版ではない設定イラストなどは提供してもらっていました。ただ,体に漢字が書いてある「ノイジーボーイ」というロボットは,設定画のままだと日本人が失笑しかねないような間違った文字が書かれていて,「こりゃ参ったな……」といったことはありました。最終的には映画もゲームも,その設定画とは違うものになっていますが。 : つまり,それぐらい同じタイミングで作っていたということですね。 まだ映画を見ていないのでちょっとお聞きしたいんですが,基本的にはゲーム同様に“ロボットのボクシング”なノリなのでしょうか? 映画に登場するのと同じロボットと戦えるのも特徴。映画でもメインとして活躍する6体が登場し、DLCでも追加の映画キャラが購入できる 上野氏: ちょっとネタバレになるかもしれないんですけど,あまりボクシングらしくないんですよ。そもそも腕や頭を破壊してKOなんて,アグ,人間のボクシングとかけ離れていますし。 それに,映画でもヒュー?ジャックマン演じる主人公のチャーリーが「こんなのはボクシングじゃない」とつぶやくシーンがあるんですね。分厚い装甲と強力なパワーを持つロボットが強いという描写がされていて,主人公のATOMだけはスウェーやダッキングといったテクニックを持っているロボットという立ち位置なんです。 : なるほど。 上野氏: 実は我々も完成した映画を見たのは,ゲームが完成する直前だったんですが,それに先駆けて8月頃に,30分ほどの試合シーン映像を見せてもらう機会があったんです。で,ガードもせずに殴りあうロボットを見て「ちっともボクシングじゃないじゃん!」って(笑)。 それまでは人間のボクシングっぽい戦いだと思っていたので,僕とディレクターでボクシングの体験レッスンを受けてみたり,スタッフ総出で後楽園ホールに試合を観に行ったりして,「ボクシングの熱いところはココだ!」みたいなノリで開発をしていたんですが,見事に肩透かしを食らったという。 : その後,ゲームの内容に変更は加えたんですか,ugg ムートン? 上野氏: ええ。急きょ,実際のボクシングにはない「はじき」のアクションを取り入れたり,調整をしました。 ただ,映画を最後まで見れば,“ボクシングはパワーだけじゃなくテクニックなんだ”ということが分かるようになりますから,基本的な路線まで変更せずに済んだのは助かりましたね
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