2022.10.17 あと1日だけ頑張る | バカ社会人の旅行記

バカ社会人の旅行記

日記のようなもの。
だいたいてきとう、たまに旅行記、ごく稀になにかの検証。

ここ数日、なんとも情けない内容のものばかり更新している。

どうにかしたいのは山々だが、どうすべきか分からず、ただ漠然と横たわる不安に悩み続けているのだから仕方がない。


何も無い日が一番辛い。バイトがある日は救われる。なんだか最近は忙しいので、そんなことを考えている暇がないからだろう。


体を動かしている時はいいが、頭を動かすのは苦手だ。大学の勉強は全く手につかない。

どうやら私は大学生になるべきでない人間だったのだ。


好きだったドライブも、運転中に嫌なことを考えてしまうし、何もなし得ない行為と考えてしまうようになった。



こんな空虚な気分で居続けるのは、自分でも危ないと思う。一歩間違えれば、確実にあらぬ方向へと進んでしまう。

しかも今月はじめには、それで尊敬してる人がこの世を去った。

身近に前例があると、思考が狭まり、選択肢も限られてしまう。



こんな時、どう生きればいいのか。

色々探っていると、アウシュヴィッツ強制収容所のとあるエピソードに出会った。



収容所内で人体実験の実験台にされていたとある人は、毎日「あと1日だけ頑張る」と自分に言い聞かせていたらしい。


終わりの見えない状況においても、今日1日だけ頑張ると繰り返し唱えたことによって、希望を失わずに生き抜いたそうだ。



このエピソードと関連して、私の好きな映画にはこんなセリフがある。

「簡単な選択さ、必死に生きるか、必死に死ぬか。」



終身刑という、こちらも終わりのない絶望の中、何とかして希望を保ち続けようとする意思の表れを感じる。

結果的に彼は必死に生き、自由を手に入れた。


今はまだ必死に生きる決意はできない。何かの拍子に必死に死ぬことを選ぶ可能性だって無くはない。

ただ、今の自分に出来ることは「あと1日だけ頑張る」事だ。


あと1日だけ頑張れば、やがていい事が起きるかもしれない、この落ち込んだ気持ちを晴らすことが出来るかもしれない。



最後に、またしても同じ映画の名ゼリフを、

希望は良いものだ。多分最高のものだ。素晴らしいものは決して滅びない。