ここ数日、なんとも情けない内容のものばかり更新している。
どうにかしたいのは山々だが、どうすべきか分からず、ただ漠然と横たわる不安に悩み続けているのだから仕方がない。
何も無い日が一番辛い。バイトがある日は救われる。なんだか最近は忙しいので、そんなことを考えている暇がないからだろう。
体を動かしている時はいいが、頭を動かすのは苦手だ。大学の勉強は全く手につかない。
どうやら私は大学生になるべきでない人間だったのだ。
好きだったドライブも、運転中に嫌なことを考えてしまうし、何もなし得ない行為と考えてしまうようになった。
こんな空虚な気分で居続けるのは、自分でも危ないと思う。一歩間違えれば、確実にあらぬ方向へと進んでしまう。
しかも今月はじめには、それで尊敬してる人がこの世を去った。
身近に前例があると、思考が狭まり、選択肢も限られてしまう。
こんな時、どう生きればいいのか。
色々探っていると、アウシュヴィッツ強制収容所のとあるエピソードに出会った。
収容所内で人体実験の実験台にされていたとある人は、毎日「あと1日だけ頑張る」と自分に言い聞かせていたらしい。
終わりの見えない状況においても、今日1日だけ頑張ると繰り返し唱えたことによって、希望を失わずに生き抜いたそうだ。
このエピソードと関連して、私の好きな映画にはこんなセリフがある。
「簡単な選択さ、必死に生きるか、必死に死ぬか。」
終身刑という、こちらも終わりのない絶望の中、何とかして希望を保ち続けようとする意思の表れを感じる。
結果的に彼は必死に生き、自由を手に入れた。
今はまだ必死に生きる決意はできない。何かの拍子に必死に死ぬことを選ぶ可能性だって無くはない。
ただ、今の自分に出来ることは「あと1日だけ頑張る」事だ。
あと1日だけ頑張れば、やがていい事が起きるかもしれない、この落ち込んだ気持ちを晴らすことが出来るかもしれない。
最後に、またしても同じ映画の名ゼリフを、
「希望は良いものだ。多分最高のものだ。素晴らしいものは決して滅びない。」