12th Album [Spectacle]を大いに語るっjgw | JIMANG

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45億年後の匂いを嗅ぎながら今を生きる男

2018年 8月11日無事オリジナルアルバムとして12枚めの「Spectacle」そしてセルフカバーアルバムとして4枚目の「宝歌takaraka vol:04」リリースいたしました

いつも応援してくれるファンの皆さんありがとう

 

二回のM3、とコミケごとのリリースに追われ、音源についての説明をずっとやれたなかった

今更ながれはありますが、JIMANGの核、音源制作を熱く語ります

長文ですが、同業者はもちろん、何か目標を叶えたいと思う人が読んでも、面白いものになれば良いかなと思います

 

 

JIMANG 12 Album「Spectacle」

01 脱出

02 Spectacle  

03  What a wonderful would

04  刹那 

05 メーデーメーデーメーデー

06 AURA

視聴はこちら http://www.jimang.com/

 

さあ、久々に音源制作を書く上において現状までの[JIMANGストーリ]を把握しましょう

 CDデビューは、セルフリリースでバンド時代の2001年 「CORE」という4曲入のミニアルバム

そのバンドはVO 俺 ベース、ギター、ドラムの4人バンド、レコーディングは予算の都合上宅録、ドラムは打ち込み

JIMANG初めての、プログラミン、MIX、マスタリングまでやって完成

まあ、口うるさいメンバーも一緒に制作現場(JIMANG自宅)にいたのでみんなで造った感70%

 

アップル MAC クラシックを買ってから、いずれは己で完パケまでと心に決めてたので未来が開けた感半端なし

 

そして、2006年Sound Horizonと同じレコード会社に、バーターみたいな立ち位置でメジャーレコード会社系列からCDリリース

そこから、制作費レコード会社持ちでアルバム6枚 シングル2枚 

 

2012年に行なった[JIMANG新世界]ライブ、1年9回のライブで3曲のシングルを9枚リリースする企画

レコーディングメンバーはSINYAくん率いるブラス隊とベースのMIZさん、ギター、プログラミング、MIX、マスタリングを宅録JIMANGが行い

己で造った感90%

 

このJIMANG新世界の一年が今振り返ると分岐点でした、胡散臭い演者から、シンガーソングライターコンポーザーとして高いハードルを越えたのですが

当時、新世界を広げる力がなかった。。。良い楽曲もありました、まあ、色々なジャンルの楽曲があったので、プロモーションも難しい部分はありました。

 

その翌年、JIMANGバンドでの全国ツアーを前に出した、配信のみリリースの「Baloooonの逆襲☆☆☆」のセールスがなんと、、48

48人にしか売れてないとの現実を前に、、、自信作のアルバムを創っても繋がらない現状を深く認識

 

Sound HorizonのJimangという、安住の場所に長居しすぎたのでしょう

 

そして、ソングライターとしてアピールするべきだという判断のもと、コラボして創るシステム『…&J』を創るに至ります

 

2016年夏コミを前に、事務所主体の活動に見切りをつけ、JIMANGの活動を自分ではじめ、8th Album「Freeっjgw」『…&J』1th Album

「Orange」リリース それから2年頑張って造って来てからの本作「Spectacle」

 

2016年から、自分一人で創るという事もあり、創りたいもの率60% 残り40%はその中でもキャッチーなものを選択するも

セールス的にはいっこうに上がらず、それに伴い、2017年から始めた、バンドライブ「JIMANG☆BAL」 弾き語り全国ツアー「Zジマング」

の客動員も減る一方、「JIMANG新世界」当時から、脱サンホラーを推し進め、未だ新しい波を創る事が出来てない現実

 

正直キツイですね、、が、、「地獄を天国にかえる」のが「JIMANGの世界」まだまだ諦めてませんよ~♬っjgw

 

2018年全国をまわる「Zジマング」にて、ファンのみなさんと音源の事について語る機会もあり、いよいよ気分勝手な制作方法にも危機感が募って

出た答えは

 

「ハードな!!ロック!」

 

このキーワードを元に、」創った 01 脱出 02 Spectacle 04  刹那 ノリの良い、ベタな似た感じの曲はサクっと頭をすっからかんにしないとできないのですが

振り返ってよくできた3曲ですね

そして 良い意味でベタすぎに気をつけようと選んだ 05 メーデーメーデーメーデー 06 AURA

の二曲 そして最後に 全体のバランスで選んだのが デモでは、もっとベタハードロックだった 03  What a wonderful would

 

まず、アルバム名の「Spectacle」は、訳すると 光景、美観、壮観 見世物 ショーとあります

映画でいうと、「インディージョーンズ」「スターウォーズ」etcハリウッド映画が思い浮かびますね

 

何故この名前にしたか!? 思い返せば、JIMANGはスペクタクルなサッカーと言われるスペインサッカーが好きで、バルセロナ戦は全部見てまして

二点くらいなら平気でひっくり返す、ワクワク感がたまらない、何故あんな最後までワクワクするサッカーができるんだろうと考えると

 

特に好きなメッシが出てるバルセロナ

 

1 メッシが凄い

2 戦術が、パス回し、スルーパス、ロングパス、ゴール前のショートパス(他のチームでは見られない程狭いところを通す)パターンが多い

3 キーパーもフィールドプレーヤー並みにパスする

4 自陣ディフェンスで相手からボールを奪っても外に安易に出さず、攻撃に転化する

5 メッシが無駄に動かない、、&動き出したら止まらない

6 スゲー前目にみんないる(センターサークルあたりにDFがいる)

7 相手がパスカットするのに、何故かボールがバルセロナに渡る

8 メッシのフリーキックの精度が去年相当高かったような!? まあ、ワクワクする

 

 

なんか、素人の箇条書きで、しまりが悪いんですが、、最後まで彼らは諦めないんです

裏打ちされた己の技術力、チーム力、個人技、瞬間に出会うハッとするプレイの数々

 

彼らのプレイは、、、「俺らだったら、どんな困難も、なんとかなんじゃねぇ!!」

 

そんな言葉が聴こえてくるんですね

 

JIMANGも昔から、人生の悲喜こもごもをハートフルコメディに昇華させないといけないと日々頑張っておりますが

 

彼らぐらいのプレイヤーが観る風景ってどんな感じだろう

 

 

さあレコーディングの話です、ギター、ベースは直プラグインですね、もう最近は何もかまさずそのまま入れます

(ギターアンプシュミレーターでJIMANG新世界までやっていた)

つまみも一緒なので、やり直しが即できる あまり腕に自身がないので、今はこれでよいのです。

 

ドラムは SUPERIOR DRUMMER3 オーディオにせずそのままミックスまで流れ込みます

最終ミックスでまとまらないと、めんどくさいからドラムセット交換っ、、、なんて大技をやります。。。

 

基本のドラムパターンを組んで、仮ギターいれて、ドラムのフィルいれて、ベースレコーディングで、ドラムを完成させます

そして、本ちゃんギター、これを運が良ければ1回しで、運が悪けりゃ、4回しくらいやります

このリズム隊が決まらないと、先に進めないので、全体のアレンジはこの部分で6割くらいかかりますね

 

ジャケットは絵師 猫又ヤーマン

ノアの箱舟のようなJIMANGのキャプテンフリーダム号へ誘う絵ですね

 

俺の船で新しい未来へ旅立とう〜♬ 的メッセージを潜ませたジャケ絵、お気に入りです

ヤーマンは大変才能がある画家だと思います

みなさん、是非是非仕事あげてください

 

 

01 脱出

 

イントロのコード進行で即採用っV 前述した「ハードな!!ロック!」

落とし場所は、アルバム「EROS」に入ってる 「ハレルヤ~ Bang Bang Body Line~」あたりかなと決めつけ一気に構成

歌詞は、例えていうならば、漫画のルパン三世が運転するモーガンの助手席に初めて乗る次元大介的な目線ですね

 

何故だかわからんが、わけわからない男の助手席に乗って逃げなきゃならないシュチエーイション

 

 

最悪からの大脱走 かすかに香るけもの道

後悔のない大往生 あなたの元へRunaway

あなたの元へRunaway

 

サビの一節ですが

 

最悪から脱出する時に、えり好みする余裕などありませんからね

多分助手席の次元は、追ってを銃で振り払ってルパンをサポートし、愛しい彼女の待つ場所に帰り着く揺るぎない決心だけは絶対持ってるのだろう的歌詞に仕上がりました

 

サウンドは、今まであまりやらなかったんですが、ギターとベースにスクラッチ的な加工を施し、スリリング感を少しアップさせ

このアルバム全体的に当てはまるのですが、、コーラス多め&コーラスとじま歌との掛け合い的なフレーズを作り&ギターソロ部分もコーラスメロとして歌える

 

オケ制作当初は、「Spectacle」感はストリングスかなと思って新しい音源も購入したのですが、コーラスが厚く、結果あまり使わなかったですね

ライブでは必須な曲と出会えてさんぎゅーっjgw

 

 

 

02 Spectacle 

 

アルバム名を冠したこの曲は、最近のJIMANGソングライティングの流行りな構造ですね Aメロが全音転調する形 

コード進行は サビとイントロで使われる6m→3m→4  Cm→Gm→G#が新鮮で制作当初この進行一辺倒でしたが、まとまらないので今の形

 

歌詞は、このアルバムのメッセージの根幹をなす言葉と出会えました

 

Aメロ

無限を有限とする 図太いイマジネーション

地獄を天国とする これぞWonderful Would

 

暗闇のなかで、可能性という一点の光を見つけてほくそ笑む

武士は食わねど高楊枝的なm腹のくくり方~♪ 自画自賛な言の葉ですね

 

この曲でも Bメロで

愛した人が待ちわびる あの場所まで

6000光年の彼方へひとっ飛び Spectacle

 

01脱出から続く、恋人の元に命がけで辿り着くくだりが、夢を叶える為に命がけ

 

理解されることなく、唯我独尊己の未来を掴み取れ このクソったれた世界で、死ぬまで生きようぜみんな~♪的俺マインドjgw

 

 

03  What a wonderful would

 

Aメロは官能的な仕上がりになりました、もう頭の中、数々のAVの名場面を思い浮かべ、是非みなさん、メンズは固く レディスは湿っていただきたい

 

3本目のギターが遠くでいい仕事してます あまりギターでシンセのpadみたいな事はやらないんですが、いつもの如く、ギターソロで時間かかってたら、良いフレーズが降りてきて

調子に乗って入れました、おかげでこの曲でのストリングスの仕事がなくなりました

 

シュチエーイションは、モンスターマシンで逃亡中に仮眠をとった際みた夢、愛しいひとの柔肌を思い浮かべ、淡い夢から目覚めた現実に、再び「愛しいあなたの待つ場所へ辿り着く」

と心に誓う、、

今の現実を憂いてばかりでは何処にも辿り着けない、さあ、地獄を天国に変えろ、さあ学べ、知恵をつけて、未来へ命を運べ~♪ 的俺マインドっjgw

 

 

 

04  刹那 

 

01 脱出 02 Spectacleからつづく、3つ子三男目、、ここら辺で、ギターメインのアレンジネタがなくなり、禁断シンセ、なんかシンセ入れると嘘っぽくて、あまり好きではないのです

イントロのベースラインが決まらず、焦りました完成版のベースパターンでアコギで作曲したのに、その時のドラムパターンとグルーブがあわず、宝

歌vol 04でセルフカバーした「Born to Fly」のリズムパターンを咀嚼したところ

これがバッチリはまりました

 

歌詞

a

君を思うtime  思い焦がれるtime

胸の痛みに耐える 夜空見上げるTime

a

君を想うtime  恋い焦がれるtime

眠れない夜  今駆け出したい

sabi

いくつになっても男だもん

ときめく気持ちが全てだもん

生まれ変わっても男の子

A feeling to beat fast with is wonderfull would

 

募る想いに悶絶する男の股間、、いや 男の子感がでました

 

サビの部分は、創ってて、少々恥ずかしさもありましたが、50才過ぎてもトキメイテる俺は俺自身が好きなのでありです

このアルバムは英語歌詞が多いですね、これまで、日本語にこだわってきましたが、もう時代も変わってきて、やはり英語で歌う事が好きなのです的な

10年後は全部英語になってるかもしれませんね、、、なんせいつも洋楽聴いてますから。

 

 

05 メーデーメーデーメーデー

 

SOSですね、曲の元ネタは、シンガーソングライターでギターリストのCharさんのバンドの曲だか、カバー曲だかのギターリフをコピーしまして、それを使って曲を編んだのです

当時、JIMANG新世界のレコーディング中、BASSのMizさんに弾いてもらったのですが、当時、パクッタ感が半端なかったので、保留、、今回たまたま聴いてたデモ曲で、これは今だな

と思って、Charさんの曲を聴いたら、これはパクってないっv、と自分で判断して創り上げました

 

ギターソロは当時ままです 

 

 

06 AURA

 

元ネタは、小栗旬さん出演のペプシコーラのCM曲

ずっと好きで、もうどうしてもそれっぽいのが作りたくて、、似てますが、、コード進行等全然違います

でも似てます、、、あのサウンドが好きなので、似るのでしょう、、開き直ってリリース

テンポが76とかで、グルーブすることができて、、過ぎ去った日々に感謝です、この曲ができた事で、次のステップにいける気がします

歌詞は

 

Hey あきらめんな ただ無能なだけだ

まぶたを閉じないで 戦況を見よ

まぶたを閉じないで  おろかな我を見よ

 

昔、、上手くできなかった事を今思い返すと、心の未熟さにて事が終結した事ばかり、もっと強かに、思慮をめぐらし

己を励まし、見えない明日に挑む覚悟がなかった

 

今こそ、全身全霊、体に潜む力を振り絞れ~♬

 

長文になりましたね

 

この文章を書いているのが、アルバムリリースから丁度一月後の9月11日

今、「Spectacle」を聴き返し、次の音源の構想に入ってます

 

創り続けないと、まだまだ、自信を維持できない事を幸運に、自分の中の燃えかすを完成させ続ける気力が蘇る気がします

 

またこれからも、よろしくピースっjgw

 

45億年の匂いを嗅ぎながら今を生きる男  JIMANG