英国ならではの物語 | 親父の趣味

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久しぶりに翻訳本を読んだ。
最初は次々に登場してくる横文字の名前、地名に
少々戸惑いましたが、中程から夢中で読んでしまいました。

カズオ・イシグロ氏のノ-ベル賞決定の時、即、図書館の蔵書を検索をしました。
有りましたよ。既に4人予約済、もちろん即予約しました。
10月6日に予約して受け取ったのは12月26日、4人の予約でこれだけ待ちました。
今日返本に行ったついでに予約人気リストを見たら、62名待ちになっていました。
ま-しばらくは本棚に並ぶことは無いですね。

イギリスの伯爵邸は由緒ある邸宅だったが、今はアメリカの富豪に召使込で買われて、その召使たちの取締役というのですかね。執事の物語です。よくも悪くも、とにかくご主人様に忠実に業務をこなす。マスコミに訊かれても、喋ってはいけない、その時、重要な会談がなされていたら、すぐ近くで倒れた親の死目にも会えない、恋心を抱いてもいけない、課された業務を忠実にこなす。これが執事の仕事です。

執事は後ろを向いてはいけない、後ろを向けば後悔ばかり、仕事を離れても、
年老いても前を向いて生きなさい。旅先で他所で働いていた元執事という人に偶然会い教えられた教訓です。      
乱暴な表現や言葉遣は無い、全体に上品な小説です。 

イギリスの最高文学賞のブッカ-賞受賞作品です。

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