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イメージ 1吉田修一 著 「怒り」
2007年に起きた千葉県市川市の英国人女性殺害事件
からヒントを得たようなオムニバス小説。上下編からなる。
 
①犯人を追う刑事、その私生活
②男癖の悪い母を持つ女の子にまつわる事件
③ゲイをあたりまえの世界として生きてる若者
④千葉県に住む妻を亡くした漁業組合の男
  娘と暮らしているが、年頃の娘に悩む
 
逃げている殺人犯が
、それぞれの物語の軸となって話が進んで行く
 
2012年10月から読売新聞朝刊に連載されていたので、挿絵に興味がある時
だけ摘まみ読みしていた。
とくに③に絡む挿絵は生々しいものを感じさせ
興味があったので、題名をしっかり脳にインプットして
、本が出版されたら読もうと思っていました。
 
私の不謹慎な期待感とは裏腹に、
それぞれの物語の人の情愛の描写のすばらしさに
ラストは涙しそうだった。
 
良かった。心に沁みます。
 
※オムニバスだから数頁ごとに①~④の間を
話が行ったり来たりします。 上編の時はまだ馴染まなかったので
物語を繋ぎ合わすのに少々苦労しました。
脳の訓練にもなりそうです。(笑)