鉱物って不思議だ。
何もしない、動くわけでもない、色が変わる訳でもない、
なのに見てると魅了してやまない。
山梨の水晶山、鉱石の本のペ-ジの一部に宝探しに出てくるような、
小さく秘密めいた手描きの地図があった。
ある年、夏の某日、奥多摩街道をひたすら山梨へ
そして大まかな場所で地図を広げ車一台も通れぬような狭い山道へ
目的の近くの膨らんだ所に車を停めて、更に歩く
目的の場所にやっと着いた。
暑い----! ここ?? 山が水晶で輝いているかと
思いきや、ガレ石の山? 変だね?
もう少し登ってみようか。
フト気付くと、木漏れ日に足元の回りは
キラキラ
キラキラ
きれいだ----! でも手に取るとガレ石のホンの一部が
光に反射しているだけだった。あ--これは原石!
初めて知った。そうか山全体が反射して光ってるわけじゃないんだよね。
それからは私も家内も夢中、こっちがきれいだ!、ん-こっちもきれいだ!
きれ-い
その時、人の声とカチ-ン カチ-ンと響く音、
二人の男がリュック背負って、それぞれに鉄のハンマ-を持って、めぼしい石を
割りながら登ってくる。音が響くたびに夢を侵された気分でいい気持ち
しなかった。

水晶パワ-に預かろうと少しだけいただいてきた。
何のことは無い、茶色の石、画像には撮れないが
微量の水晶が混じっていて角度によりキラリと光る。
木漏れ日にキラキラ輝いてた山を思い出す。