携帯は小さい
それなのに私は
その小さい画面に張り付くように
いつもその画面を見ている
依存しているのだ
携帯に、ではなくて
人にだ
携帯自体にはそれほど
魅力がない
あるとしたら
好きな色って所ぐらい
人に依存している
と言っているのになぜ携帯なのか
携帯で繋がってる人と
話すのに依存しているのだ
いや、ただ私が
常に人と繋がっていたい
という欲なのだ
携帯でネットに繋げば
いくらでも人がいる
それに私は安心するのだ
たとえ周りに誰もいなくても
常に誰かに繋がっていたくて
相手にも私に依存してほしくて
私という存在を知ってほしくて
いつも誰かの心のどこかに
私がいてほしいのだ
淋しがりやなのね
直接人に会いたいとも思う時はある
しかしそれは相手に迷惑だと
思ってしまって自分から直接に
ふれあいないのだ
嫌われるのが怖いから
私という存在を否定して欲しくないから
だから私は携帯を開く
相手の顔色も気にせずに
楽しく話せるから
いつもいつも
誰かと繋がっていたいのに
携帯を開いているのに
すごく淋しい
だから誰かに優しくされると
その人に依存してしまうのだ
男女関係なく
そんな性格な私がとても嫌いで
たまらなく傷つけたい
自分で痛めつけて相手にそれを
なげいて心配してほしい
なんて思ってる自分は
馬鹿だ
馬鹿すぎて自分でも呆れるわ
私はどうしたいの?
そしてどうされたいのかしら?