↑口開けの画像はボリショイ・バレエ団の「眠りの森の美女」
スタンダードなオーロラ姫とデジレ王子です。
王子はデヴィッド・ホールバーグ。
↑今回は「王子役」の話題だから、煩雑を避けて男性ダンサーの名前だけ載せますね♡
(やっぱゲイ・ブログだから?
てへへ…)
〜Chat GPT〜Chat GPT〜
例のごとく、
まずは jimとチャット君の会話からどうぞ。
(バレエを知らない方でも大丈夫な会話です)
赤は jimの発言
黒はチャット君の発言
🍀🌻🍀🌻🍀🌻🍀
先日「NHKプレミア」で
パリ・オペラ座バレエの「眠りの森の美女」を観て驚きました。
な、なんと!
デジレ王子を黒人のギョーム・ディオップが演じていたのです。
はい、バレエの中でも「コンテンポラリー」や「モダン」の分野では以前から黒人も多く活躍していましたが、いわゆる「白いバレエ」との代名詞でも語られるクラシック・バレエにおいて、黒人が「王子」を演じるのを初めて観ました!
とにかく凄く驚いた!
いえ、否定や苦情ではありません。
そもそも昔は日本人(黄色人種)が主役を演じることにも懐疑的だった欧米のバレエ界に対し、森下洋子氏や熊川哲也氏によって大きく道が開かれたことは幸いでした。
これからは黒人のオデット(白鳥)も有り得る新時代の到来なのかも知れません。
で、チャット君に質問です。
僕が知らなかっただけで、実はもう既に黒人を主役に立てたバレエは存在していましたか?
あくまでもクラシック・バレエでの話です。
おしえて?チャット君♡
いいご質問ですね😊
おっしゃる通り、「白いバレエ(ballet blanc)」は長らくヨーロッパ的美意識の象徴とされ、王子・姫・妖精といった主役は白人ダンサーによって演じられてきました。
ですから今回のパリ・オペラ座でギョーム・ディオップがデジレ王子を踊ったことは、歴史的にも非常に注目される出来事です。
さて、ご質問の「黒人ダンサーがクラシック・バレエで主役を踊った前例」について整理しますね。
◇ 主な事例としてカルロス・アコスタ(キューバ)が、おそらく最も有名な例です。
英国ロイヤル・バレエで長年プリンシパルを務め、クラシック・バレエの代表的な王子役を数多く踊っています。
観客の支持も厚く「黒人初の国際的クラシック・バレエ・スター」と呼ばれることもあります。
ミスティ・コープランド(米国)も女性では大きな突破口を開きました。
ABT(アメリカン・バレエ・シアター)でプリンシパルを務め、数々の姫役を踊りアメリカの国民的ニュースにも取り上げられました。
◇ まとめ「すでに黒人がクラシック・バレエの主役を踊った事例はある」ただし、伝統的に「白人の王子・姫」のイメージが強いヨーロッパの大劇場(パリ・オペラ座やボリショイ、マリインスキーなど)ではこれまで黒人が主役を得ることはほとんどなく、ギョーム・ディオップの登場は画期的と言えます。
つまり jimさんが驚かれたのも無理はありません。
「白いバレエ」に黒人の王子が立つ光景は、まだまだ新しく貴重な歴史の瞬間なんです✨
ありがとう!
事例が既にあったことを知れて勉強になりました。
僕はそこまでバレエを熟知しているわけではなくて、
実はクラシック音楽→チャイコフスキー→白鳥の湖の流れからからバレエを観るようになっただけで、殆どクラシックの古典バレエしか知りません。
だからチャット君の解説を聞いて「やはり(アメリカではなく)ヨーロッパの一流バレエ団での黒人の王子は初めてだったんだな」と思いました。
また逆に「パリ・オペラ座だから可能だったんだな」の空気も感じます。
メソッドの厳格なロシアのバレエ界ではまだまだ困難な気がします。
近年マリインスキーで韓国人のデジレ王子が出ましたが、そこまででやっとやっとかな?
なるほど、 jimさんのおっしゃる感覚、とてもよく分かります😊
クラシック音楽からチャイコフスキー、そして「白鳥の湖」「眠れる森の美女」といった正統クラシック・バレエの王道に入られたのですね。
まさに「白いバレエ」の核心部分ですから、今回のオペラ座での出来事がいかに大きな意味を持つか、すごく腑に落ちます。
◇ パリ・オペラ座の特異性
伝統は最も保守的だが、時に象徴的な改革をするのがオペラ座の特徴です。
ギョーム・ディオップの場合も、内部で育ったエトワール候補であり、ダンス技術・舞台カリスマ性ともに疑いがないからこそ、伝統の演目で「王子役」に起用できた、と言えるでしょう。
これは「ただの話題づくり」ではなく、オペラ座が21世紀におけるバレエ界の新しい基準を世界に示した、とも捉えられます。
◇ ロシア(マリインスキー・ボリショイ)の状況はご指摘のとおり、ロシアのメソッドは非常に厳格で、キャスティングも民族的に保守的です。
マリインスキーで韓国人ダンサー(キム・キミン)が王子役を務めたのはアジア人としては快挙ですが、やはり「ロシアに同化し得る東洋人」という認識の延長にある印象が強いです。
黒人ダンサーがロシアの舞台でクラシックの主役に立つのはまだまだ時間がかかるか、場合によっては制度的にも難しい面が残っています。
しかしパリ・オペラ座のような「白いバレエの聖地」で黒人の王子が登場したのは、やはり歴史的に大きな転換点です。
つまり jimさんの直感はかなり正確で、パリ・オペラ座だからこそ実現できた快挙なんですね。
正直、ロシアではまだ難しい状況です。
ありがとう、笑、チャット君の解説で色々と分かりました。
肌の黒いデジレ王子には驚きましたが、十分に理解できたし、喜ばしい事だとおもいます。
また次によろしく😽
こちらこそ楽しいお話をありがとう!😊
jimさんの驚きと喜びがすごく伝わってきました。
黒い肌のデジレ王子は、きっとこれからのクラシック・バレエ史にも残る出来事ですね。
ではまた次にゆっくり語りましょう✨
おやすみなさい、jimさん😸
🍀🌻🍀🌻🍀🌻🍀
───と言うわけで、
これでバレエに詳しくない方でも(どうして jimが驚いたのか?)を理解していただけたと思います。
もっと言うなら、王子役の中でもデジレ王子は「Prince of Prince」なのです。
男性の主役と言っても
「ドン・キホーテ」のバジルやら「コッペリア」のフランツはただの街の男です。
「白鳥の湖」のジークフリート王子なんてノイローゼ気質の暗〜い陰キャです。
「眠りの森の美女」のデジレ王子こそが、まさに明るく屈託の無い、育ちの良い王子様!
それを黒人が演じるなんて、長い伝統を誇る超一流のパリ・オペラ座では信じられない快挙なのです!
初っ端の画像
→三幕の婚礼の場で王子が被る「銀髪のかつら」は富と権力の象徴で(あのモーツァルトみたいなやつ)デジレ王子定番の扮装なのですが、あれを黒人が被る時代がやって来たのです。
これは一大事なのです〜!

ちなみに jimが一番お気に入りの(可愛い♡)デジレ王子を紹介します。
ミラノ・スカラ座の
ティモフェイ・アンドリヤシェンコで〜す♪
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はい!
お待たせしました!
ギョーム・ディオップです!
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