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🌈64「ライト文芸大賞」
応募期間=立ち読みキャンペーン🧒
📔小説投稿サイト
「アルファポリス」において
「歴野理久」のペンネームにて
私小説「僕のこの恋は何色?」
──を連載中です。
この度この拙作をアルファポリスの小説コンテスト
🌈「ライト文芸大賞」にエントリーしました。
つきましては
その「応募期間キャンペーン」として、「長編全300回」の中から、
自選の「96回分」を短期連続掲載致します。
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これはフォロワーの皆様には今更の内容でして、毎日3回の更新は目障りで鬱陶しいとは存じますが、これ全て「新規の観覧者」の目を引こうとの思惑です👀
要するに「新規開拓キャンペーン🪓」なのです。
お馴染みの皆様方にはお騒がせとなりますが、何卒ご理解いただけますようお願い致します🙏
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長編小説の中から抜粋の
「エピソード集」ですが、この前後に興味が持てましたら
是非「アルファポリス」本編の方へお越し下さい。
リンクは最後に貼ってあります🍀
✴️掲載期間=4/28~5/29
✴️更新=毎日0時、8時、16時
《フォロワーの方にはお騒がせとなります。重ねてお詫び致します》
🍄✨🍄✨🍄✨🍄✨🍄✨🍄
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✨今回のお話はこれです✨
No,167閨房での恥ずかしい会話
【これは20代中盤のお話】
事済ませた後──俺はそのまま布団の中に全裸でいるのが嫌いだ。
夏は汗ばむし、冬は肌寒い。
色気が無いと言われそうだけれど、俺はいつも終わったらとっととパンツを履いてパジャマを着る。
ところがその夜は──暑くもなく寒くもない。開けた窓から入る夜風が心地良い。
何より、触れ合う肌もサラサラしていて気持ちが良い。
(ああ、このまま眠っちゃってもいいのかな?)
──なんて、うつらうつら……。
例によって身体をくっつけて来る隼人が、その手で俺の股間をもぞもぞ、もみもみと触っている。
隼人は俺のお○ん○んが大好きだから、まあいつもの事だし、それはそれで心地良い──。
「僕のって、小さいよね」
急に隼人が囁ささやいた。
「え?お○ん○んのこと?」
まあ、突拍子が無いのもいつもの事だけど、それにしても言っている事が唐突過ぎる。
「小さくないよ?普通だよ?」
って俺はフォローした。でかいとまで言うと嘘くさい。
「普通って、誰と比べてそう言うの?だって、理久よりは小さいよね」
「あ、俺はあれだよ、まあ、標準よりは大きい方だから……」
瞬間
(あれ?余計な事を言っちゃったかな)と思ったけれど遅かった。
うとうと微睡まどろんでいたはずの隼人の目がパチリと開いた。
「だから、理久は誰と比べて標準より大きいって言えるの?」
「そ、それはほら、温泉とか銭湯とか……」
「そんなところで勃起させてる人はいないよね?比べられないよね?」
「まあ、確かに……」
「要するに理久は沢山のお○ん○んを知ってるから、だから僕のが普通だとか、自分のが大きいとか分かるんだよね?」
「あれ~っ、そう言うお話になっちゃいますか~?それは……」
「僕は理久のしか知らないんだ。勃起したお○ん○んなんて、他には見たことない」
なるほど。そう言えば隼人は俺と出会うまで童貞だった。
そうでなくても、まあ、言われてみれば確かに普通の男性は、自分以外の勃起した物なんてそうそう見る機会はないはずだ。
(これは、慎重に言葉を選ばなくちゃならないぞ)
俺まですっかり覚醒してしまった。
「そもそも、理久は僕と出会う前から浩一って子と付き合っていたんだよね?」
「いや、(子)ってキャラじゃないな。俺よりでかくてごつくて、ゴリラみたいな奴だったから」
「で、そのゴリラのは?」
「あ、凄かった。俺なんかよりずっと立派…」
瞬間
(あ!言うんじゃなかった!)って後悔しても遅かった。
「つ、つまり、そのゴリラが(大)なら理久は(中)、そして僕はやっぱり(小)なんだね……?」
「あわわ!そうじゃなくて、ゴリラがでか過ぎるの!大丈夫!隼人は普通だから!決して小さくないから!」
「え?!理久、僕より小さいのも知ってるの?」
「そうだよ!たくさん知ってるよ!」
瞬間
(あ!良かれと思ってとんでもないこと言っちゃった!)
時すでに遅し。
「たくさん知ってるって、そんなに?!」
「あ、だからそれは…」
(やば!)と思ったら案の定、隼人が核心を突いて来た!
「あんまり昔の事は聞かないようにしてたけど、理久、今まで何人とやってるの?」
(あ!あ!最悪のパターン!)
瞬時に言い訳に走る。
「俺、恋人関係を長続きさせる為にはあまり互いの過去を知り過ぎない方がいいって聞いた事あるから、だから隼人の過去も聞いたことないだろ?だから俺の過去も……」
「あ、僕は平気。簡単だから。理久が初めてで浮気もしてない。理久は?」
「もちろん隼人と付き合い始めてからは誰ともやってないよ」
「ゴリラは?」
「あ、確かに一時は隼人と重複していたけど、それはほら、隼人には何もかも報告しただろ?浩一と別れた経緯……」
「………ゴリラの前が知りたい」
「あ……うん……」
※──────────※
実は、俺が隼人の過去を聞かなかったのは理由わけがある。
初恋は?
好きな子はいた?
そんな些細なことを問うた結果、隼人の口から例の彼女の話が出て来ることは必至だ。
たとえどんな話を導いても、結局彼女が絡んで来るに決まってる。
そんな不愉快な話は聞きたくない。だから俺も自分の過去は話さない。
──話せば隼人の昔話を誘発するから。
※──────────※
「………ゴリラの前が知りたい」
「あ……うん……」
ここまで追い詰められたんじゃ、多少は話さなきゃならないな。
亮ちゃんの事を手短に話した。
「物心つく前から仲良しの幼馴染みがいるんだ。紆余曲折を経て大学1年から2年まで付き合った」
「それで?」
「別れてからずっと会ってない」
──嘘ではない。ただ、我ながら話をはしょり過ぎだ。
「で、その幼馴染みのは、僕のと比べてどうだった?」
「あ、そりゃ隼人の方が明らかにでかいよ!幼馴染みのは隼人よりひと回り、いや、ふた回りは小振りだったかな~?」
「ふ~ん」
納得したか?!
納得したのか隼人?!
※──────────※
実は幼馴染みの亮ちゃんの方がでかかった。隼人のは、本当は標準よりは若干小振りだったと思ってる。
どうやら隼人は以前から自分のサイズを気に病んでいて、今回ご披露したような会話が実際に何度かあった。
懐かしさと共に愛しさもあって、こんならちも無い話を書いてしまった。
でも、物の大きさなんて人間の魅力ではない。女性のバストもきっとそうだ(正直俺には分からんけど) 俺はでかい物より小振りな物を選んだ。
──つまり浩一より隼人を選んだと言うこと。
(もちろん、それ以上の理由があったからだけどね)
それに──隼人のは小振りだけど固くて元気で先っぽの色もキレイなピンク。
とっても可愛い♡
あ、恥ずかしくなってきたからこのへんで……
てへっ
※──────────※
このお話は抜粋となります。前後に興味が持てましたら本編の方へお越し下さい🧒
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❤️🧡💛💚🩵💙💜🤎🩶🤍🩷
私小説「僕のこの恋は何色?」
~ゲイとして生きる僕の道のり─────────歴野理久
⬇️本編はこちらからどうぞ⬇️
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