💥👀💥👀💥👀💥👀💥👀💥



🌈41「ライト文芸大賞」

応募期間=立ち読みキャンペーン🧒



📔小説投稿サイト

「アルファポリス」において

「歴野理久」のペンネームにて

私小説「僕のこの恋は何色?」

──を連載中です。


 この度この拙作をアルファポリスの小説コンテスト

🌈「ライト文芸大賞」にエントリーしました。


 つきましては

その「応募期間キャンペーン」として、「長編全300回」の中から、

自選の「96回分」を短期連続掲載致します。



💥👀💥👀💥👀💥👀💥👀💥



 これは新規の観覧者の方の目を引き「アルファポリス本編」のアクセスを上げるための苦肉の策です。 


 なにせ僕には「同人誌仲間」もおりませんし「コミケ」にも無関係です。


 多くの方とのコミニュケーション・ツールとしては、僕にはこの「アメブロ」しかありません。

アメブロの皆さんだけが頼りです💓



💥👀💥👀💥👀💥👀💥👀💥


 長編小説の中から抜粋の

「エピソード集」ですが、この前後に興味が持てましたら

是非「アルファポリス本編」の方へお越し下さい。


 リンクは最後に貼ってあります🍀


✴️掲載期間=4/28~5/29

✴️更新=毎日0時、8時、16時

《フォロワーの方には誠にお騒がせとなります。深くお詫び致します》



🧒🍀🧒🍀🧒🍀🧒🍀🧒🍀🧒

❤️🧡💛💚🩵💙💜🤎🩶🤍🩷



✨今回のお話はこれです✨


No,90 大学と宝塚と亮ちゃん

【これは大学1年のお話】


「理久、このごろ亮ちゃんと遊んでばかりね。そんなに仲が良かったかしら?」

「うん、子供の頃に戻ったみたい。亮ちゃんもこっちじゃ、あんま友達もいないみたいだし……」

 僕のごまかしは波奈はなに利いていたのか?


  程なく亮ちゃんは例の彼女と別れた。大体において僕にわざわざ彼女を見せ付けるだなんて、結果として僕を刺激しただけ。

 亮ちゃんはずっと前から僕の事だけ好きなんだ。僕を遠ざけようなんて、所詮無理な事だと分からせてやった。


 だから亮ちゃんから目を離しちゃいけない。だから今日も一緒にいる……のか? 

 あれ? 

 なんで僕は亮ちゃんなんかに躍起となっているんだろう? 

 亮ちゃんなんて、今さら惚れた腫れたでもないはずなのに。


  亮ちゃんはとても周りを気にする。だからデートはいつも亮ちゃんの部屋だ。

「今度一緒に買い物しない?」

「たまには映画でも観ようよ?」

「動物園か水族館に行きたいな」

──何に誘ってもはっきりしない。


 (これじゃまるで、僕の方が亮ちゃんの事を好きみたいじゃないか……!)


 でもそれも仕方がない。今はデートなんてしてられない。

 大学と宝塚とバイトもしてる。とっても恋愛っぽい事なんてしていられない。

  そんなだから亮ちゃんで十分。出不精な亮ちゃんで丁度いい。

 それに亮ちゃんの部屋に二人っきりでいるのも悪くない。気を使う事も無いし、おしゃれの必要もなんにも無い。


 僕は黙って亮ちゃんの近くで勉強したりテレビを観たり、どこか身体の一部がくっ付いていれば心が落ち着く。

(ああそうか、未だに捨てられず実家に置いてある、縫いぐるみのクマ公の代わりか?)


 今日も亮ちゃんの部屋で帰りを待つ。

 面倒くさがりでデートもないけど、亮ちゃんは子供の頃から僕のことが大好き。

 亮ちゃんの匂いに包まれながら、僕はついつい独りごちる。

「ファースト・キスが4年生♪」 何だかニヤニヤしてしまう。


  僕は亮ちゃんの枕に顔をうずめた。 

(この匂いだけはとても好き。亮ちゃんの匂いって、何だかとっても甘いんだもん♪)

 亮ちゃんの部屋で一人ぼっちを楽しみながら、ただただ亮ちゃんの帰りを待つ。 

──こんな付き合い方にも慣れてきた。 


(亮ちゃんはバイト、頑張ってるかな)


 ガチャッ── 


(帰ってきた!)


 僕は飛び起きて髪を直す。

「遅いよ!待ちくたびれた」

「ごめん、アイス買ってきた」 


(あ、僕の好きなチョコモナカ♡) 


 嬉しくても顔色は変えない。

「ふーん。夕飯は?」

「はらぺこ」


(だよね、亮ちゃんは僕の作ったご飯が好き。外食なんてしてこない)


「大根炊いておいたから」

「わ~すげ~旨そう~!」

「ふふん、ちょこっと簡単に煮ただけだよ」


(ちゃんと面取りして十字の切り込みも入れたよ♪生米と炊いたから苦味も取れてる♪美味しいよ♪

 炊き込みご飯には隠し味で砂糖を少し。子供舌の亮ちゃんの食い付きがいいから!)


「あ、俺の帰り、待っててくれた?」

「え?別に、なんか腹が減らなかっただけ。片付け二度手間になるから一緒に食う。手、洗って?」

「おお」


(亮ちゃんって本当に素直。 どんだけ僕を好きなんだか♪)


 大学と自分の部屋と、東宝劇場と亮ちゃんの部屋。毎日あっちこっち、行ったり来たりで忙しい。 


 そんな日々が一年続いた──。



※──────────※



 このお話は抜粋となります。前後に興味が持てましたら本編の方へお越し下さい🧒



🧒🍀🧒🍀🧒🍀🧒🍀🧒🍀🧒

❤️🧡💛💚🩵💙💜🤎🩶🤍🩷



私小説「僕のこの恋は何色?」

~ゲイとして生きる僕の道のり─────────歴野理久


⬇️本編はこちらからどうぞ⬇️



 【フォロワーの皆様に余計なお気遣いをさせないよう(いいね)と(コメント)はご遠慮致します】