はい、世の中「ゴジラ−1.0」で湧いています。

 実は僕もゴジラは嫌いではないので興味は有りますが、しかし、現在は年度末の多忙期=中々映画館までは足を伸ばせません。

 そこで何とか切りの良いところまで仕事をまとめ(3月末頃には観に行こうかな~)とは思っていました。


 が、しかし、先日そらりりさんがアメブロに「−1.0」の考察記事を掲載し、僕は羨ましさのあまり、さして詳しくもないのにゴジラについて長文のコメントを上げてしまいました。



💥そらりりさんの

「−1.0考察記事」は最後にリンクを貼りますので、ゴジラの好きな方はぜひ読んでみてくださいね😜💥



 はい、以下がそらりりさんに送った「マニアでもないのに知ったか振り」のコメントです。

↓↓↓



🦖実はゴジラ・ファンなんです。

(マニアとまで言っちゃうと、本物のマニアの方の逆鱗に触れそうなので、ファンと言う表現に留めておきます)

 実はゴジラ、総じて東宝の怪獣映画には「暗黙の了解」がありまして、過去作品の世界観や継続性は一切無視して「新作」を作って良い──と言うものです。

 だから監督や脚本家が各々、思う存分にゴジラと言うキャラクターを好きに動かして新たなストーリーを構築する事が可能で、発展してきました。

 だからゴジラ・シリーズに於いては「あれ?あの時に死んだよね?」とか「モスラとは仲間だったはずじゃね?」とか「確か〇〇城はとっくに壊されてるよね?」とか言うのはとても無粋な事とされています。

 1954年のゴジラは特撮が未熟ながらも大変に恐ろしい映画でしたが、その後どんどん子供向けにキャラ変され、実は僕が少年時代にリアタイしたゴジラは既に正義の人気ヒーロー扱いでした。

 顔立ちも、目が大きく可愛くなり、動きにボクシングを取り入れたり赤塚ギャグのシェーをしたり、正直、小学校高学年にもなると下らなくて観ていられない駄作続きでした。

 そんな僕が本当にゴジラにハマったのは、20歳も過ぎた大人になって、ビデオで初期作品を見てからでした。

 54年の第一作はもちろん、64年の「モスラ対ゴジラ」くらいまでは大人の鑑賞にも堪える作品だったと思います。

 そして84年、東宝は70年代のお子ちゃまシリーズを無き物として原点回帰したシリアス作「ゴジラ」(←これは第一作とタイトルが同じで紛らわしい。ファンは84年版と言っている)を制作し、それ以降脈々とシリーズは続いています。

 駄菓子の大人買いではありませんが、子供の頃にゴジラを観て育った監督や役者が手を挙げて制作を競うようになり、初めに話した「暗黙の了解」が成立しました。

 その中でも僕は「シン・ゴジラ」を大変評価していましたが、今回はそれを上回ったとファンの間では話題沸騰です。

 実はまだ観ていません。3月下旬に観る予定です。

──ああ、長々と……オタク丸出しでしたね、汗

 ちなみに僕は普段の会話では「ゴジラちゃん」「モスラちゃん」とちゃん付けて呼んでいます。でかいフィギュアも持ってます。

(宝塚やバレエだけでなく、こんな男の子っぽいところも jimは持ち合わせています)



💦僕は決してゴジラ・フリークな訳ではないのですが、そらりりさんにコメントしたあと就寝したら、なぜかゴジラの夢を見てしまいました。


 どうしたんだろう?


 僕は寝起きでまたぞろ追加コメントを打ってしまいました。

↓↓↓



🦖 済みません、寝て起きたらもう少し書きたくなってしまいました。

(マニアでもないのに……)

「シン・ゴジラ」で凄かったのは、今までの作品で、怪獣が現れれば当たり前に出撃していた自衛隊が、実は簡単には出動出来ないと言う現実を突き付けたところです。

 各省庁が手続きの押し付け合いで対策が後手後手に空回りし、さっぱり初期防衛が機能しません。

 あの映画はゴジラのキャラを借りて「仮想敵国(某国)が攻めてきたら日本はどう対処出来るのか?」の問題を突き付けた作品でした。

 また、最初は小型で魚類→両生類の様だった未確認生物がどんどん進化(強化)し、大型化し、ラストシーンでは逆に小型化し、今後→無数の「人型」に細胞分裂する未来を暗示しています。

 恐ろしいです。ミサイル撃ち込む大型獣よりも、ゾンビのような人型が無数に分散された方が遥かに対処が難しいです。

──そして最強なのはさらに小型化したウイルスなのだと、あの作品は示唆していると思います(後年、新型ウイルスが現実となります)

 主人公(長谷川博己)を官僚にして、その官僚をヒーローにしたのも斬新でした。多くの作品で官僚はネガティブに描かれる事が多いですが、やはり官僚が正義だと日本の未来に希望が持てます。

──と、ああ、オタク丸出し。

 まだ「−1.0」観てないから「シン・ゴジラ」の話しで失礼しました。

「−1.0」は必ず観ます。

 楽しみです。

(またもや新たな一面を見せてしまった)

😅



──で、何を書きたいのかと言うと、ここからです!

 僕はそらりりさんとのヘビーな遣り取りにより(ん?一方的に僕がコメントしてるだけか?)とってもゴジラが見たくなった!

 直ぐにも見たい!

 ええい!

 こうなったら仕事より欲求解消だ!

 ──と、僕のゴジラ在庫を覗いて見た。

 僕は54年の第一作「ゴジラ」から近々の「シン・ゴジラ」らまで、殆どのビデオ、DVD等を持っている(決してマニアではありません)


(何を・み・よ・お・か・な)

──と選り好みし、ここはやはり、そらりりさんに語った

「84年版」だな!と思った。


 これは上記コメントの通り、どんどん子供向けへと劣化し、ゴジラのキャラクターも崩壊した60年代後半から70年代=映像もまるでテレビの戦隊物のように低予算っぽくなり衰退した「一連のお子ちゃまシリーズ」を全く無視し、ここで一発!原点回帰させて本来の怖いゴジラを甦られようと東宝が企てた意欲作です。


 設定は「30年前(54年)に日本を襲ったゴジラが再び現在(84年)の日本を襲う!」とのものです。

 つまりこれは「ゴジラ作品」としては第16作となるのですが、第1作の続編として、第2作から第15作の全てを無視して制作されました。

 ここに僕がそらりりさんにコメントした「ゴジラ制作=暗黙の了解」つまり「過去作品の世界観や継続性は一切無視して新作を作って良い」

──が成立し、これ以降のゴジラ作品の幅が大きく広がりました。




(仕事を放っぽりだして)84年版の「ゴジラ」を鑑賞しました。

 ちなみに「東宝」って「東京宝塚劇場」の略だって知ってましたか?



 このタイトルはどうなんだ?

 第一作とまるで同じの

「ゴジラ」って、これじゃまるで「リメイク」と勘違いされないか?(それに会話の中でも区別しにくい)

 でも……「続?」とか「新?」とか……あ、やっぱりスパット「ゴジラ」がインパクト大なのかな?


 そして何より、主演が大人だと言う当たり前の世界に戻りました。

 それまでは必ず子役が絡んで「宇宙怪獣からゴジラが地球の子供達を守る」みたいなコンセプトでしたが、急に世界観が激変してます。


 実は東宝=会議の段から「怪獣映画」ではなく「SF映画」として制作する、との指針を立てたようです。特撮も既に製作済みだった「日本沈没」を意識したそうです。


 そしてまず驚いた!

宅麻伸が若くてかっこいい!!

(僕は決してマニアではないので、正直だれが出演しているのか忘れていたので、いきなりチャーミングな宅麻伸に脳天やられた)




 それに、田中健もこんなに憂いを秘めた美形だっけ??自分も若かった頃は何とも思っていなかったけれど、今こうして見ると若いって素晴らしいですね。

 宅麻伸も田中健もきっと美しく年老いているのだろうな……

(それに比べて自分が情けない)




 ヒロインは「84年、東宝シンデレラ」に選ばれたばかりの沢口靖子です。

 彼女ももう59歳だけど、きれいに老けてるよね~。イメージ変わらないよね~っ!尊敬します。




 そしてゴジラちゃんのお顔ですが「怖さに立ち戻る」と言いながらも、何となく70年代を引きずる大きなお目々──可愛いです(決してマニアではありません)





 ゴジラ作品ではどの有名建築物が破壊されるか話題を呼びますが、この84年の映画では84年完成の、しかも東宝ゴジラが東宝系ビルの「有楽町マリオン」を破壊すると話題になりました。

 ちなみに西新宿の高層ビル街が忠実に再現されましたが、一応ゴジラに壊させるにあたり許可を求めるそうですが、どのビルも「是非うちのビルを壊して下さい!」と諸手を上げたそうです。



 
 新幹線を襲い、車両を持ち上げるのは第一作の有名場面のオマージュです。



 そして「ゴジラ作品ならギャラなんて要りません!エキストラでいいから出演させて!」と、有名役者が手を挙げ始めたのもこの作品からです。


 恐怖の悲鳴の中──なぜか微笑むムッシュかまやつ。

↓↓↓



 この「謎の微笑み」は話題になりました。

「恐怖も過ぎると笑ってしまう」を演じたのではないか?いや「単に大ファンだったゴジラ作品に出られて嬉しかったのでは?」など色々ですが、僕はマニアではないので分かりません。



 他にも石坂浩二。

↓↓↓




 武田鉄矢はホームレスの「名も無き端役」だったのですが、若干主要人物との絡みが有りました。

↓↓↓




 いずれもちゃっと出のちょい役です。

 尚、先頃逝去された鳥山明氏も、自ら「逃げ惑う新宿民衆」として参加した、との後日譚がありますが、映像を見る限りどこにいるか認知出来ません。

 ↓↓↓84年の新宿です。この中のどこかに鳥山明先生が!!




 最後に総理大臣を演じた小林桂樹。ゴジラが核を狙ってソ連の原子力潜水艦を襲ったため、誤解したソ連がアメリカに報復しようとするのを止める立派な日本総理を演じました。

 ゴジラの最期を見て「涙するテイク」と「涙しないテイク」の二本を撮りましたが、監督は「涙する」方を採用し、後日「あれはやはり涙するべきではなかった」と後悔したとか……

 あ、いえ、僕はマニアではないので良く分かりませんが。





 ああ、

早く「−1.0」が観たいな~!

 ゴジラちゃ~ん💖💕



🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹



🌸そらりりさんによる

「ゴジラ−1.0」の考察記事はこちらです✨

↓↓↓




 実は、
モスラちゃんが一番好きなんです💓