
小説「雪のソナチネ」についてお話します。
実はこの「雪のソナチネ」⇒随分むかしに書いた作品なのです。
────告白します💀
実は jimは、
はるか昔(90年代)某ゲイ雑誌にポルノ小説を掲載していました。
当時、主要3誌が売れ筋でしたが、実は jimはその中で最も男臭く、ハードだと位置づけされていた「あの雑誌」に度々掲載され、巻頭に載せられた事も数回あります
(↑これ自慢😸)
なぜ「あの雑誌」だったかと言うと、ずばり他の二誌よりも原稿料が良かったからです。
だから jim、柄にもなく
「先輩!俺、もうたまんねぇすっ!」なんて体育会系の台詞を書いたり、
汗やら臭いやらマッチョやらガチムチやら、強姦やら乱交やら陵辱やら、とにかくエッチな事をたくさん書いていました。
もちろん専業ではありません。ご存知の通り本業は忙しいのですが、持って生まれた本能に「ものを書きたい」と言うのが有ったんですね。
で、書いた以上は見て欲しい。
同時に書いた以上は報酬が欲しい。
──と言うことで、当時ゲイ雑誌に行き着きました。
結論から言うと、その雑誌は時代の波で、とうの昔に廃刊になって久しいです。
で、「雪のソナチネ」は
実は元は「ポルノ仕立て」の小説でした。
当時の編集長に、実は jimの感性がそれほど野郎系ではないと見透かされ、
「無理せず自分らしいものを書いてみたら?」と言われて書いたものでした。
「あの雑誌」で美青年やらピアノやらを題材にした小説は明らかに場違いでした。
でもそこはゲイ雑誌ですから、読者がちゃんと抜けるように思いっ切りセックスシーンを書き込んだのです。
が、これが案外好評で、その後「読者のページ」で反応が掲載され「この雑誌でまさか泣かされるとは思わなかった」とか「美少年ものは女の書くBLでうんざりだったが、さすがに男が書くとリアリティがあって興奮した」とか、沢山ほめられました。
その後、これは腐女子にも受けるのではないか?と編集部が判断し、この出版社が出している他の「女性向けBL雑誌」にも転載されて、原稿料を2度頂いたのも美味しい作品でした😸
で、余談ですか、
女性向けBL誌でも読者からの反応がありまして、「ストーリーは良かったけれどセックスシーンがあっさりしていて物足りない」との事で、
(何を求めてる腐女子?!)
と、当時から腐女子のBLと現実のゲイの間には大きな隔たりが出来ていました。
今回「雪のソナチネ」は性描写を大幅にカットし、本来書きたかった「ロマンス仕立て」としました。
結果→全く違う作品として甦りました(まるで宝塚の脚本のようになってしまいました)
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