【まずは現状報告から】

 突然ですが、最近このブログを読み始めていただいた新しい観覧者の皆さんには
8/16付け「これからどうする?⇒このブログ」
──ここを起点に、それまでと全くコンセプトの違う「新しいブログ」が始まっていると知っていただきたいのです。

 jimはここからのブログを
「新規開店」と自称しています。

 ここから開始した「ゲイ丸出しのエロ記事」の効果なのかどうか分かりませんが、実はアクセス数が上がり、新しいフォロワーさんも増えております。 

 とても嬉しいです。

 で、新しい観覧者の方が時々「過去記事」を観に来て下さるようになり、たまにとんでもなく古い記事に「いいね」を付けていただいたりしているのですが、あまりに世界観が違うので戸惑わないかな?と心配になります。

 このブログは
前半(第一部)チェリまほ
中半(第二部)私小説
 そしてここに来て
後半(第三部)jimとしての「ゲイ感覚さらけ出し本音ブログ」となっています。

 僕自身のアメブロでの活動も変化しました。
 書くばかりでなく、周りのブログ⇒特に同じゲイの方のブログを観覧して回る事も多くなりました。

 積極的に「いいね」をポチッとして、コメントも入れて、気になるブログはこちらからフォローさせていただいたりもしています。


 ここから本題↓

【もうひとつの現実】

 で、色々飛んで歩いていると「思わぬブログ」と出会ってしまったりします。

 ご存知の通り、jimと言う奴は根っからの極楽トンボで享楽的なSEX感を抱いているどスケベなのですが、そんな僕をズドーン!と落としてくれたブログです。

 ゲイのブログを辿っていけば、そこそこ「HIV」とのワードには出会います。

 多くは語りません。

 ゲイとして生きている以上、多くの皆さんがこの問題を「もうひとつの現実」として心の奥に潜めている事でしょう。

 80年代の「エイズ・パニック」を僕は知っています。
 まだ高校生でしたが、当時主流だったゲイ雑誌がこぞって特集を組み、その危険を訴えていました。
 開放的で肉欲的で無節操なゲイSEXの実情の中で「一人とやったら百人とやったと思え!」と啓蒙され、皆戦々恐々としていたのです。

 が、それでも人々は出会いを求め、ハッテン場で遊び、ウリセンを買います。
 それはもう、どうしようもありません。
 それが人間の「業」です。 

 そして人は不都合な真実を忘れようとします。
 いつしかパニックは収まり、むしろ誰もが積極的に語らなくなりました。

「ゲイだけの病気じゃない」
=確かにそうです。
 でも、ゲイが絡んだ症例が多い事も事実です。

「死に直結した病気ではない」
=確かにそうです。
 でも、人生を覆すほどの難病である事には変わり有りません。

 そして最大の問題は、同じ大病であっても「がん」や「心臓病」のように「家族や職場からの協力を得られにくい」と言う現状です。

 ああ「多くは語るまい」と言ったはずなのに、僕はどうしてこうダラダラと綴ってしまうのだろう。


【要約】
 HIVの患者さんのブログは過去にも何件か読ませていただきました。
 今回巡り会った「ひであき」氏のブログにはその発症から受診過程、HIVの検査を受けるに至った理由から、陽性と診断された以降の入院生活まで事細かに、時にはユーモアも交え淡々と記した覚え書きでした。

 皆さんに紹介したいと思いました。


 僕はここで一説ぶちかます気は有りません。

 感じ方は皆それぞれです。




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