今日は、Zepp DiverCityまで、Orianthiを観に行って来ました。


コロナ入り後初めてmeet & greetから参加したのですが、リハーサルを終えたOrianthiは豹柄のド派手な衣装で現れました。元々は、持参した私物にしてくれるのはOrianthiのサインだけという話だったので、私は映像作品「Live From Hollywood」のジャケットにサインしてもらおうと思って差し出したところ、彼女の方から「あなたの名前は?ここに書いて!」と言って紙を出してくれたので、自分の名前をローマ字で紙に書いてみせたところ、サインに加えて私の名前までジャケットに入れてくれました。彼女のそういうサービス精神旺盛なところは好印象で、余計ファンになっちゃいましたね!


今日はオープニングアクトにTridentという日本のガールズバンドが出演しました。前日にYouTubeで少しビデオ映像を見てみたら、特にドラマが叩きまくりで、「凄いなぁー」と思っていたのですが、今日の私の席は2列目だったのは良かったものの、ステージに向かって左端のスピーカーの真ん前の席だったこともあり、演奏が始まったら爆音だったためか、なんだか歌の音程が合っていないように聞こえてしまいました。。そんな状態だったので、あまりちゃとした評価は下せませんし、演奏が下手ではないと思いましたが、やたらとアップテンポでけたたましい曲ばかりに感じてしまったので(まあ、それがバンドの個性なのかもしれませんけど。。)、もう少し楽曲を工夫して作ったら、より人気が出るのではないかなと思いました。


さて、メインアクトのOrianthiですけど、まだこれからリリースされる新曲もいくつか披露してくれるなど、日本向けの、最新でスペシャルなセットだったと思います。


マイケル•ジャクソンに見出されて一気に注目度が上がった当初、アイドル的な売り方をされたOrianthiですが、実際の彼女のギタープレイはJimi HendrixやEric Claptonを現代的にしたようなプレーが一番の真骨頂であり、基本はブルースギタープレイヤーだと思います。なので、私個人的には、今日演奏してくれた曲の中では、彼女のブルージーかつ熱いソロが堪能できる「How Do You Sleep」をナマで聴けたのが、一番嬉しかったです!


Orianthiは、女性ギタープレイヤーとしてテクニック的には世界のトップに近い位置にいる人であるだけでなく、歌もかなりイケるし(若かった時は少女っぽさの残る声質でしたが、38歳になった今は良い意味で大人の女性の声に変わったと思います)、ルックスも美麗ということで、天が2物も3物も与えたような人ですから、もうそれだけで十分にありがたい存在と言えると思います。


それでも、敢えて欲を言うならば、「他の誰でもなく彼女にしかできないことを見せて欲しい」とか、「いまだに最大のヒットが最初のシングル曲の『According To You』と言われている中で、そろそろ、それを超えるヒット曲を生み出して欲しい」といった更なる希望がないこともないです。しかし、きっとそれは、欲張り過ぎというものでしょう。有難きOrianthiには、この調子で自分の好きな道を歩んで行ってもらえば、私はオッケーです!!