『趣味:物の手入れ・修理』という私。
ジャンクの楽器、現状渡し渡しの中古車、家の包丁に飽き足らず遂に妻のリトルカブへ。
(アンプヘッドの修理は気合と根気と覚悟の全てが揃う必要がありそうなので花粉シーズンが終わってからにしようと思っている)
このリトルカブ、妻の通勤用のお役を離れ早8年。日々点検しながら乗っているものの年二2回のエンジンオイル交換とチェーンの張り調整、電灯類の交換、タイヤ交換、バッテリー交換以外していないタフコンディションである。
実は名古屋に来てから任せられる先が見つからずエンジンオイルの交換すら滞っていた。早いもので27ヶ月である。それくらい名古屋のバイク屋やガソリンスタンドを信じられなかったのである。
私は公私ともに(その人の専門の仕事を頼んだのに)一瞬でも面倒そうなそぶりを見せる人に仕事を任せない。名古屋ではこれをクリアする人に出会えなかったのである。
(ホンダドリームと2りんかんは間違いなく快くはやってくれるか費用面でパス)
トドメとなったのはガソリンスタンドの店員さんの言葉。
『この辺りのスタンドでバイク向けの粘度のエンジンオイルを常備しているスタンドは皆無だと思います。ウチがそうなのですけど恐らく他所も自動車向けのを入れられてると思います』
自分でやるしかない…
DCMカーマでは缶に入れてもってこれば廃エンジンオイルを回収してくれるそうだ。缶って都合よくあるかよ、と悩んでいたら昨日バスロマンが空になりました。…ちょうどいい。
作業を始め、パーツクリーナーで全面清掃。
気づいたこと。
…トルクレンチ会社に忘れた…。
まあドレンボルトのワッシャーが無事なら今回強めに締めて次回ワッシャー変えればいいか、くらいに思っていたらそもそも既存のボルトが回らない。
固い。力を込めても無理。体重をかけたらバイクが倒れそうになった。
無念、ガソリンスタンドに持って行く。
ま、まあ今回は27ヶ月ぶりの交換だからいいんだ。と訳の分からぬ言い聞かせをしてスタンドへ。
実はシート裏に川越のENEOSさんがオイル交換時期のシールを貼っていてくれてそこにバイク用オイルの商品名が書いてあった。それを元に近所のENEOSに取り扱っているか聞いて向かったのだ。
スタンドの店員も手では回せずインパクトを持ってきて回した。当然インパクトに廃オイルが滴れるリスクはある訳で申しわけはなかったなー。
ちなみに0.6リットル600円。
交換工賃が1000円。
…次回絶対自分で変えよう。
27ヶ月変えていなかったエンジンオイルは真っ黒で、表面には水と乳化したかのような白膜が出来ていた。
店員さんはキックかけて出来る限り抜こう、という感じではなく知識がないのかな…と言う感じ。あの乳化したオイルが200ミリ近く残っているかと思うと精神衛生に悪い(25パーセントが廃油みたいなものなのよ、カブの場合)
次の交換は3ヶ月以内のつもりだ。